
猫専用ミルクが安心です
猫にコーヒー用のミルク(コーヒーフレッシュ)は、
与えてはいけないのでしょうか?
[猫にコーヒーミルクは?]
■コーヒーミルク(コーヒーフレッシュ)とは?
アイスコーヒーに入れる小型容器に入ったポーションミルク、
あれがコーヒーフレッシュです。
牛乳とは成分が大きく異なり、
人間にとってもあまり体に良くないものとされ、話題になっています。
コーヒー用ミルクにも、植物性脂肪のもの、乳脂肪のもの、
どちらも含まれたものと、細かく分けると種類があります。
どのタイプも脂肪分がたくさん含まれていて、
牛乳や生クリームなどは一切含まれていません。
猫にとって脂肪分は大切な栄養素の一つですが、
あまり人間にも良しとされていないものですから、
やっぱり猫にも与えるべきではないのでしょうか?

水分はお水がいちばん!
■コーヒーミルクで猫が下痢をする?
脂肪分を過剰に摂取すると、体内に吸収しきれなかった脂肪が便に残り、
下痢になってしまうことがあります。
また、実際に猫にコーヒーミルクを与えたという飼い主さんの話では、
下痢になった上に悪臭がしたとの報告もあり、
与えるべきものではないのが分かります。
この悪臭の原因は、恐らく腸内環境の乱れによるものだと思います。
コーヒーミルクは猫の腸内のバランスを乱し、下痢を起こさせる原因になります。
・猫専用のミルクを与えましょう
猫用のミルクは、脂肪分も少なめで、乳糖も含まれていません。
ただし、ドライフードと比べて非常に高カロリーになっているので、
ミルクを与える時は、ミルクの量、普段のフードの量を調節する必要があります。
・乳糖不耐症の猫に注意すること
先ほど、猫用のミルクには乳糖が含まれていないと紹介しましたが、
これは、乳糖不耐症の猫がいるからです。
乳糖不耐症というのは、牛乳に含まれている乳糖を分解する酵素が、
生まれつき、少ない猫のことで、
牛乳を飲んだ時に下痢を起こしてしまいます。
猫に与えるミルクは、牛乳でも、コーヒー用ミルク(コーヒーフレッシュ)でもなく、
きちんと、猫用のミルクを与えると安心です。
>>猫に危険な食べ物
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タグ:猫
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