
ちょっと、具合が悪いですにゃ……
鼻炎、副鼻腔炎、鼻腔狭窄、気管支炎、肺炎、膿胸など、
猫は上記のような呼吸器の病気にかかりやすいです。
こういった疾患にならないために、
普段の生活の中で飼い主さんが気をつけたいことがあります。
■猫の呼吸器疾患予防
完全に予防することはできませんが、最低限のケアをしてあげれば、
猫を呼吸器疾患にさせないための予防ができます。
1.猫にストレスをかけない
人もまた、ストレスから体調を崩すことがありますが、猫もそれは同じです。
ストレスがかかると免疫バランスが崩れ、呼吸器疾患を含む、
さまざまな病気にかかりやすくなります。
特に呼吸器疾患の場合は、感染症などが原因で起こるケースも多いので、
免疫力を高めるためにも、ストレスは厳禁です。
猫がゆっくりとリラックスできる環境を整えてあげてください。
2.ノミ、ダニ、フィラリア対策とワクチン接種を行う
呼吸器疾患は、猫風邪や、フィラリア症などから症状が起こることもあります。
そのため、感染症のリスクを減らすことが呼吸器疾患を予防する一番の方法です。
ワクチン接種も100%ではありませんが、感染したとしても症状が軽く済みます。
このあたりは、私たちのインフルエンザの予防接種と同じです。
また、ノミ、ダニ、フィラリアの予防薬もしっかりと使用しましょう。
定期的に対策を行えば、呼吸器疾患を含め、さまざまな病気を予防できます。

おいらは、風の子!
3.総合栄養食(キャットフード)を与える
当たり前のことですが、意外とできていない飼い主さんが多いのも事実です。
栄養バランスが崩れれば、当然猫の体調も崩れてしまいます。
さまざまなキャットフードがありますが、猫に必要な栄養素が含まれた、
「総合栄養食」を選び、それを主食として、適量与えてください。
4.猫の生活空間の空気を爽やかに
人間と同じように、ダニ、カビ、ホコリ、ハウスダストは、猫の呼吸器を刺激します。
猫にとっても”アレルゲン”となりますので、日頃から掃除をしたり、
空気清浄機を使って綺麗にしておきたいものですね。
また、タバコの副流煙は猫にとっても害のあるものですから、
愛猫のためを思うならば、禁煙が望ましいです。
>>猫の副鼻腔炎の原因と治療|ほかの呼吸器疾患を予防する
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タグ:猫
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