
俺様、高いとこが好きニャンだ!
猫は、犬のようには、しつけることはできません。
犬の場合は、良いことをした時に褒め、悪いことをした時に叱れば、
トイレや「待て」「ハウス」「おすわり」などを覚えることができます。
しかし、猫にそれらをしつけるのは非常に難しいことです。
猫は、「できる」「できない」を判断する力しかありませんので、
良いことを「できる」ように、
悪いことは「できない」ようにしつける他ありません。
つまり、飼い主さんがして欲しくないことは、
できないようにするのが、
猫に対するしつけということになります。
なお、猫がしたことに対して褒めても、怒っても、
あまり効果はありません。
■猫のしつけ方
タンスの上や、テレビ台の上、キッチンカウンターなど、
猫は高いところに登りたがる習性があります。
しかし、飼い主である私たち人間からしたら、
登って欲しくないところです。
犬のしつけならば、登った時は叱る、
降りた時は褒めることでしつけられます。
猫の場合はそれができないため、
登った時も、降りた時も特に何もすることはありません。
ただし、そこに登って欲しくないのであれば、
猫の上がるスペースを作らないことです。
例えば、タンスの上に物を置き、猫が乗れる隙間を作らなければ、
猫自身は、「ここに登ることはできないもの」と、
判断しますので、登ることはなくなります。
たくさん物を置いてしまえば、猫は乗ろうとしなくなるものです。
*なんとしても登ろうとするやんちゃな猫もいますが。
乗ろうとする習慣さえなくなれば、
物がなくなっても、そこに登ろうとしなくなります。
これが、上手に猫をしつける方法だそうです。

怒りたいけれど、可愛すぎる(汗
爪とぎなども、同じ習性を利用すれば、
しないようにしつけることができます。
爪とぎされてしまう壁を覆ってしまい、
爪とぎをできないようにすれば良いだけです。
犬のしつけと違って、猫は言葉で教えるのではなく、
物理的に、猫の体に染み込ませていく必要があります。
猫を飼っていれば、この他にも猫の困った行動が目につくと思います。
しかし、猫は、叱ってもしつけられる動物ではありませんので、
このように、「できない」ように、
飼い主さんが自ら動いていくことが大切です。
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タグ:猫
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