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2011年12月14日

猫の頭部の怪我の症状と治療

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頭部怪我症状

猫という動物は、脳と神経に関する病気が少ないですが、
交通事故や落下事故などが多く、
脳と神経を痛めてしまいやすい動物です。

事故が起こってしまった場合、命を取り留めても、
頭部の強打により、後遺症が残ってしまうことも少なくありません。

猫が事故などに遭い、意識を失ってしまった時は、
むやみに猫を動かさないようにし、早急に獣医師さんの、
診断を受けるようにしましょう。

動物病院に運ぶ際も、ゆとりのある大きなダンボールなどに寝かせ、
なるべく頭部に衝撃を与えないように静かに運びましょう。

この時の症状はさまざまですが、
一般的に、目がうつろになり、良く見えない状態になります。

フラフラとするような仕草や、
痙攣を引き起こすこともあります。
症状がひどいと、昏睡状態に陥ることも……。

脳の怪我は、見た目は治ったとしても、
体の麻痺などの後遺症が残ってしまうことも少なくありません。


頭部怪我原因

やはり1番の原因は、交通事故です。
猫が自由に家と外を行き来できるお宅では、気を付けなくてはなりません。
次に多いのが、落下事故です。

頭を強打すると、脳がむくみ、出血が見られることもあります。
そのため、脳圧が高まり、脳の働きが悪くなってしまうのです。
この脳圧が高いまま持続してしまうと、脳の組織が壊れていきます。


頭部怪我治療

まずは、猫の状態をくまなく診断します。
目の動きや瞳孔の大きさ、呼吸、意識、歩き方など、
さまざまな点からていねいに診断していきます。

事故でひどい怪我が見られる場合は、
人工呼吸器を付け、救命措置を行います。
強打による脳のむくみを抑えるには、
副腎皮質ホルモン剤や、利尿薬が有効です。

その他、二次感染を防ぐ抗生物質や、
痙攣薬などを使うこともあります。

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posted by 猫 種類 飼い方 at 14:11 | 猫の病気 脳 神経系

2011年12月12日

猫の脳と神経の病気

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脳には、全身にまわっているさまざまな神経から指示が送られ、
体を上手にコントロールできるようにしています。

眼や耳、皮膚から得た情報を受け取るのも脳の重要な役目です。
人間も同じですが、動物が見たり聞いたりできるのも、
こういった脳の働きがあるからこそです。

その重要な脳の働きがなくなってくると、
動物は、生きていくことができなくなってしまいます。

また、少しのダメージであっても、
体に麻痺が残ったり痙攣したりといった、
いろいろな症状が現れる部分でもあります。


神経

猫の脳も、人間の脳も同じように、
大切な体の司令塔のような役割をしています。

手足を動かすことができるのも、
眠っている時に呼吸ができるのも、
脳が指示を出しているからこそです。
これらの指示は、脊髄と抹消神経を伝わり、全身に届きます。

脳や神経は、凄く繊細な部分でもありますから、
わずかな異常やダメージがあると、
体に大きく変化を及ぼします。
また、なかなか再生しないのも特徴です。

脳や神経の病気や、ケガは、
極力起こらないように気を付けてあげたいです。


神経病気

猫という動物は、脳と神経に関する病気が少ないです。
しかし、交通事故や落下事故の多い動物ですので、

病気ではなく、事故で、脳や神経にダメージを与えてしまうことが、
多い動物でもあります。
また、ウィルスや細菌、寄生虫などに感染した時も、
脳や神経に異常が起こってしまうことも考えられます。

その他にも、中毒や栄養性の病気になった時も、
神経症状があらわれることがあります。

先天性の病気ですが、生まれつき小脳が発達していない場合、
脳脊髄液が異常に多い場合など、脳に先天性の病気を抱える猫もいます。

治療することは困難ですので、飼い主さんの十分な理解と、
介護がなくては、猫は生きていくことが出来ません。


神経病気症状

猫の脳や神経に異常が起こってしまった場合の症状として、
ふらふらと歩くようになる、足を引きずって歩く、
かしげるようにする、痙攣を起こす、体に麻痺がある、
攻撃的になる、などといったものが挙げられますが、
ここに挙げたもの以外でも、色々な症状があります。

脳と神経の病気は診断が難しいため、
なるべく、日常生活で起こった小さな症状1つ1つを、
獣医師さんに正確に伝えることが大切です。

また、以前かかった病気や事故の有無、症状が起こり始めた日など、
詳しい経緯も説明すると、診断がスムーズになります。

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posted by 猫 種類 飼い方 at 17:04 | 猫の病気 脳 神経系