
スフィンクス、大きな耳と筋肉質のボディに産毛が生える

スフィンクス、生後2週間
C)Wikipedia
・猫名 スフィンクスSphynx
・原産国 カナダ
・毛の長さ 無毛種
・毛の色 クリーム・チョコレート・フォーンタビー・
ブルー&ホワイト・シールポイントなど
・目の色 体の色によって異なる
■スフィンクスの歴史
現在のスフィンクスの起源は、
1966年、カナダのトロントで誕生したとされています。
もとはイエネコの突然変異体で、
「プルーン」と呼ばれていました(現在は、存在しない)。
ロングヘアの猫たちの中から、
たびたび生まれた無毛の猫を、
現在は交配が禁止されているデボンレックスと交配させ、
誕生したのが始まりです。
個性的なルックスと肌触りが人気となり、
カナダだけではなく、日本、アメリカ、ヨーロッパなど、
各地で愛猫として可愛がられるようになりました。
■スフィンクスの特徴
無毛の猫として有名なスフィンクスですが、
全くの無毛ではないことをご存知でしょうか?
スフィンクスの体は、とても短い産毛で覆われています。
また、中にはまだらに毛が生えている場合もあるようです。
毛がなく、寒さに弱い自身を守るために、
他の猫よりも体温が約4度高いとされています。
また、絵に書く猫やドラえもんのように、
猫にはヒゲが付き物とされますが、
スフィンクスには、ヒゲがないのも特徴の一つです。
ボディーは、筋肉質でセミフォーリンタイプです。
これは、デボンレックスの血が入っているためです。
頭部は楔(くさび)形で丸みがあり、
耳が顔と比べ、大きいのがスフィンクスの可愛さでもあります。
■スフィンクスの性格
人見知りをしない性格なので、
飼い主以外の人でも懐っこく寄って行きます。
陽気で活発であり、たいへん賢い猫種でもあります。
飼い主以外でも楽しく遊ぶことができ、
トイレなどのしつけを覚えるのも早い猫種なので、
ペットとしてたいへん人気が出ています。
■スフィンクスの選び方
日本国内でも人気の高い猫種であり、
繁殖が進んでいるのですがまだまだ少なく、
入手するのは難しいとされています。
数少ないですが、ペットショップでも取り扱っています。
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