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■猫の気胸の原因
猫の肺は、肋骨で囲まれた胸腔の中に入っています。
胸壁、気管、肺などに穴が出来ると、そこから胸腔に空気が入り、
肺が膨らまなくなってしまいます。
これが気胸の原因です。
激しい衝撃を受けたことによって引き起こされるケースが多く、
交通事故にあってしまった猫や、猫同士の喧嘩をした猫などが、
気胸になることが多いようです。
また、肺炎や気管支炎などといった呼吸器の病気によって、
引き起こされることもあります。
こういった呼吸器の病気をしている最中は、
ちょっと咳をするだけでも、肺が破れてしまい、
気胸に繋がってしまうことがあります。
■猫の気胸の治療
呼吸が早くなり、動いていないのにゼーゼーとするようなら、
動物病院で早急に検査が必要です。
病院では聴診を行い、
さらに、事故や喧嘩の傷跡がないか等を調べ、
原因と特定します。
症状が浅い場合には、猫を安静にさせ、
内科療法で治します。
しかし、症状が重く呼吸困難に陥ってる場合などは、
針などを使って胸腔内の空気を取り除くことが必要です。
呼吸困難がひどい場合には、酸素吸入も行います。
■猫の気胸に関連する病気
肺炎、気管支炎など
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タグ:猫 気胸 原因 治療