AX
スポンサードリンク

2011年12月04日

猫の乳腺炎の症状と原因、治療も

love cat (5).jpg


乳腺炎症状原因

メス猫の産後、乳腺が異常にはって熱を持つことがあります。
これは、乳腺に炎症が起こっている時に起こります。
特に授乳中の母猫に良くみられる病気ですが、
既に授乳期を終えた母猫でも、この病気になることがあります。

乳腺炎の症状としては、乳腺が張って熱を持ち、
ひどくなると、乳腺が可能し、皮膚が破れて膿が出てきます。
こうなると、猫は食欲を失い、乳腺付近を触ると痛がります。

乳腺炎の原因は、子猫がおっぱいを上手に吸えなく、
母猫の乳腺がずっと張った状態になると、
乳腺に炎症が起こります。
また、乳腺に細菌が感染して、炎症を起こすこともあります。

細菌は、子猫が爪で乳を引っ掻いてしまった場合や、
乳腺の先端から感染する場合が考えられます。
また、授乳していない猫であっても、
乳腺に炎症を起こさないわけでは、ありません。


乳腺炎治療

炎症を抑えるために消炎剤、
細菌を殺すために抗生物質など投与します。
同時にほかの原因に対して治療をします。

授乳中の場合は、授乳をやめさせます。
マッサージなどはしない方が良いです。

乳腺が熱っぽいときは、冷湿布すると効果的です。
細菌の感染がなければ消炎剤を使うだけで、すぐに回復します。
細菌感染の場合は、少し時間がかかります。


スポンサードリンク
posted by 猫 種類 飼い方 at 12:45 | 猫の病気 生殖器

2011年02月08日

猫の子宮蓄膿症の症状 原因 治療

nekokawaiiT.jpg


■猫の子宮蓄膿症の症状

雌猫の子宮が細菌に感染して、
膿が溜まってしまうことを子宮蓄膿症といい、
不妊手術を受けていない雌猫に多い病気です。

犬と比べると、それほど猫には多い病気ではありませんが、
気を付けなくてはならない病気の1つです。

子宮蓄膿症が発見される症状としては、
猫が水を頻繁に飲むようになり、尿の回数が増えます。

腎臓炎や膀胱炎を疑って、病院で検査を受けると、
この子宮蓄膿症であったというケースも少なくありません。

子宮に膿が溜まることで、子宮が膨らむため、
お腹が大きくなったと感じる飼い主さんも多いですが、
膿が少ない段階では、外見からは分からないことも多くあります。

お腹が大きくなってくると、猫は元気がなくなり、
食欲不振になったり、嘔吐をしたりと、風邪の症状が出てきます。

症状が更に進むと、貧血状態になり、
口の粘膜が白っぽく変色することもあります。

この病気は、腎不全を起こしていることも多いため、
子宮蓄膿症の治療の前に、腎不全の治療を、
優先的に行うことも多いようです。


■猫の子宮蓄膿症の原因

老齢であり、不妊手術を行っていない雌猫が、
この病気になりやすいといわれています。

子宮の先端部分は、通常閉じていますが、
発情期や出産の時は、この先端部分が開くため、
細菌が入りやすくなってしまいます。

そのため、不妊手術を行っていない雌猫が、
なりやすいといわれています。

この子宮の先端部分、子宮頸に細菌が入り込み、
感染してしまうケースがほとんどです。

その後、発情期や出産を終えて、子宮頸が閉じてしまうと、
子宮蓄膿症になります。


■猫の子宮蓄膿症の治療

子宮や卵巣の切除する手術が行われます。

大量の膿が溜まってしまっている場合や、
症状が進行しすぎてしまっている場合は、
ホルモン剤や抗生物質を使った内科療法が、
とられることもあります。

内科療法では、再発の危険性がありますが、
手術による切除を行えば、子宮蓄膿症は、完治します。

また、卵巣を取り除いた場合は、
今後、この病気にかかることは、稀だといわれています。


■猫の子宮蓄膿症に関連する病気

腎不全、腎臓炎、膀胱炎

スポンサードリンク
posted by 猫 種類 飼い方 at 14:11 | 猫の病気 生殖器