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2011年04月24日

ペルシャのタビーパターン2複雑な模様が魅力

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チンチラゴールデン
C)ペットの専門店コジマ


■マッカレルタビーパターン
マーキングは濃く、はっきりしていて、
クラシックと比べて全て幅が狭いラインです。
脚には均等な細い横縞があり、
体のマーキングに繋がっています。

尻尾には、均等にリングがあり、
胸と首には、ネックレスとよばれるチェーン状の模様が、
何重にも重なって入ります。

額には、M字型の複雑なマーキングがあり、
目尻と頬から後ろへ向けて切れ目のないラインがあります。

Mのマークは、クラシック同様、
肩のバラフライマークまで、続いています。
背筋に沿ったスパイラルから直角に、
ペンで描いたような線が、下腹部に向かって何本もみられます。


■タビーパターンの注意点
ペルシャ猫におけるタビーは、コートの長さがあるため、
ショートヘアーの猫種のタビーと比べて、
はっきりとしたタビーマークが見えにくいです。

特に、クリームタビーなどの薄い色のタビーでは、
ほとんど見えないといっても過言ではありません。

また、日本でタビーのペルシャ猫を手に入れるのは難しく、
非常に稀少価値が高いです。日本でみられるタビーの、
ペルシャ猫は、ほとんどがレッド系になります。

この場合のペルシャ猫は、元々タビーとして作られたわけではなく、
レッドとしてうまれたペルシャ猫が、偶然、
縞が見えたから…といった猫が多いようです。

ペルシャ猫のブリーダーは、
この縞模様のあるレッドの猫を、
ソリッドのプログラムには、絶対入れるべきではない、
と主張しています。

何故なら、タビーを形成しているアグーティーの遺伝子は、
常に遺伝力を持ち、美しいソリッドのコートの色を、
壊してしまうことになるからです。

近年は、ティッキングのコートを持った、
ブラックを見ることがありますが、
これは、ソリッドとしては、
大きな欠点とされています。

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posted by 猫 種類 飼い方 at 15:00 | ペルシャ(チンチラ)

ペルシャのタビーパターン1濃淡のティッキングが魅力

Persian,chinchillaF.jpg


ペルシャのタビー部門の猫は、アグーティーの遺伝子によってできた、
ティッキングで縞模様のパターンを作ったものをいいます。

このタビーのパターンには、2種類の形がありますが、
どちらのパターンでも、どの色でも、
毛先から濃淡の段が入ったティッキングになっており、
1本ごとの毛先のティッキングの濃さ・パーセントによって、
パターンができています。


クラシックタビーパターン縞模様

マーキングは濃くはっきりとしていて、幅が広いです。
脚には、均等に横縞が入り、この横縞は、
体のタビーマークに繋がっています。
尻尾は、均等に輪があります。
首と胸の上の方には、ネックレスとよばれる輪が、
いくつか入ります。ショーなどに出す場合は、このネックレスが、
多ければ多いほど、高評価だといわれています。

M字型の複雑なマーキングを持った額、
目尻と頬からは、後ろへ向けて切れ目のないラインが続きます。
M字型のマーキングは、後頭部を超えて肩まで続きます。

肩には、バタフライマークがあります。
バタフライマークとは、その名前の通り、
肩に蝶が止まっているような模様のことをいいます。
上羽が左右の肩甲骨上部あたり、下羽が肩甲骨の下のあたりです。
輪郭線の中には、点々とした模様が入ります。

背中のラインは、バラフライマークから、
尻尾まで、背骨に沿ってまっすぐにラインが走ります。
その両側に平行なラインがあり、このラインのことを、
スパイラルといいます。

スパイラルは、アンダーカラーとのはっきりした、
コントラストで3本のラインに分けられることが、
良いとされています。

両脇腹には、大きな斑点があり、切れ目がない、
均等な斑点が良いとされています。
これは、ターゲットとよばれています。
脇腹のマーキングは、左右対称であるのが望ましいと、
されています。

また、縞模様の色の濃淡が綺麗にはっきりと、
出ているのが理想です。


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posted by 猫 種類 飼い方 at 13:11 | ペルシャ(チンチラ)