
チンチラゴールデン
C)ペットの専門店コジマ
■マッカレルタビーパターン
マーキングは濃く、はっきりしていて、
クラシックと比べて全て幅が狭いラインです。
脚には均等な細い横縞があり、
体のマーキングに繋がっています。
尻尾には、均等にリングがあり、
胸と首には、ネックレスとよばれるチェーン状の模様が、
何重にも重なって入ります。
額には、M字型の複雑なマーキングがあり、
目尻と頬から後ろへ向けて切れ目のないラインがあります。
Mのマークは、クラシック同様、
肩のバラフライマークまで、続いています。
背筋に沿ったスパイラルから直角に、
ペンで描いたような線が、下腹部に向かって何本もみられます。
■タビーパターンの注意点
ペルシャ猫におけるタビーは、コートの長さがあるため、
ショートヘアーの猫種のタビーと比べて、
はっきりとしたタビーマークが見えにくいです。
特に、クリームタビーなどの薄い色のタビーでは、
ほとんど見えないといっても過言ではありません。
また、日本でタビーのペルシャ猫を手に入れるのは難しく、
非常に稀少価値が高いです。日本でみられるタビーの、
ペルシャ猫は、ほとんどがレッド系になります。
この場合のペルシャ猫は、元々タビーとして作られたわけではなく、
レッドとしてうまれたペルシャ猫が、偶然、
縞が見えたから…といった猫が多いようです。
ペルシャ猫のブリーダーは、
この縞模様のあるレッドの猫を、
ソリッドのプログラムには、絶対入れるべきではない、
と主張しています。
何故なら、タビーを形成しているアグーティーの遺伝子は、
常に遺伝力を持ち、美しいソリッドのコートの色を、
壊してしまうことになるからです。
近年は、ティッキングのコートを持った、
ブラックを見ることがありますが、
これは、ソリッドとしては、
大きな欠点とされています。
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