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脳や神経といった器官は、命令を出して、
体を上手にコントロールしてくれます。
しかし、命令を出すのは脳や神経だけではなく、
ホルモンのバランスも非常に、
体をコントロールするのに必要です。
ホルモンは化学物質で、内分泌腺とよばれる器官から、
出ており、いろいろな種類があります。
これらのホルモンは、体内の器官や臓器にはたらきかけ、
体の調子を良くする、さまざまな役割を持っています。
例えば、体温をほぼ一定に保つことや、
新陳代謝を促すといったこともホルモンの役目です。
このホルモンのバランスが狂ってしまうと、
猫にさまざまな異常が起こってしまいます。
■猫のホルモンの働き
内分泌腺は、すい臓、甲状腺、卵巣や、
脳の下垂体など、さまざまなものがあります。
それぞれ決まった役割を持ち、それぞれが、
とても体に大切なものです。
例えば脳の下垂体は、成長ホルモンを出したり、
尿の量を調節するホルモンを出したりといった、
役割があります。
卵巣や精巣は、猫の体つきや仕草、性格などを、
オスはオスらしく、メスはメスらしくする、
重要な役割を持っています。
これらのホルモンのすべては、
内分泌腺が別のホルモンによって刺激されると、
分泌されます。
しかし、ホルモンの分泌量が多くなりすぎたり、
逆に、少なくなりすぎてしまうと、体の異常が起こり、
さまざまなところから異常があらわれはじめます。
特に猫に多いのは、糖尿病や、
甲状腺機能亢進症がホルモンの病気でも特に多いものです。
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タグ:猫 ホルモン 病気