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2012年04月03日

猫の結膜炎の症状

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人間にも起こる結膜炎は、猫にも起こりうる病気です。
結膜炎は、まぶたの裏にある結膜が炎症を起こす目の病気で、
結膜炎にかかると、赤く腫れて涙の量が増えたり、
目やにの量が増えたりします。

片目だけのこともありますが、両目結膜炎にかかる事もあり、
その場合は、ウィルス感染による伝染性の呼吸器の病気が考えられます。

また、結膜炎には急性のものと慢性のものがあり、
その中から更に目やにの状態から全4種類の結膜炎に、
分けられます。

・急性カタル性結膜炎の症状

水っぽい涙から、段々粘り気のある涙に変わっていきます。
結膜部分は赤く充血し、時には、少し腫れを伴うこともあります。
多くの場合、瞬膜が角膜に広がっていきます。


・慢性カタル性結膜炎の症状

急性カタル性結膜炎とくらべると、症状は軽いものとなります。


・急性化膿性結膜炎の症状

カタル性結膜炎の後に、この結膜炎を引き起こします。
二次的な細菌感染のために、カタル性結膜炎よりも、
症状は重くなり、黄緑色のような分泌物が出ます。
痛みや痒みが伴うため、猫は目を頻繁にこするようになるため、
角膜を傷つけ、角膜炎を発症してしまうこともあります。


・慢性化膿性結膜炎の症状

膿のような粘り気のある分泌物が出始め、
まぶたが開かないといった症状が出ます。
結膜潰瘍を起こすこともあるので、注意が必要です。


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posted by 猫 種類 飼い方 at 14:25 | 猫の病気 眼

2011年02月03日

猫の角膜炎の症状 原因 治療

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■猫の角膜炎の症状


目の表面を覆っている角膜が、
炎症をおこしてしまった状態を角膜炎といいます。

角膜炎は角膜自体に、
傷が付いたりすることによって生じるので、
角膜炎になった猫は、
目の周りを触られるのを極端に嫌がったり、
涙を流したり、目やにを多く出したりします。
また、光が眩しいと感じ、まばたきが増えます。

角膜は白く濁ったような色になり、
正常な角膜には存在しない血管があらわれます。
症状が悪化すると、角膜に潰瘍ができて、
角膜の表面に変化がみられるようになります。

猫の角膜炎は、比較的片目に起こりやすい表層性角膜炎、
角膜の深層がおかされてしまう深層性角膜炎、
角膜の一部が失われてしまう潰瘍性角膜炎、
これらの3つに分けられます。

細かく分けると、それぞれ違う病気となり、
症状や原因、治療方法も異なることがあります。


■猫の角膜炎の原因

角膜炎を引き起こす原因には、2通りあり、
猫の病気が原因の場合(内因性)、
外に原因がある場合(外因性)があります。

外因性の原因はたくさんあり、
強い風やホコリ、トゲやノギが眼に入る、
事故や喧嘩などで角膜に傷ができる、
火傷をしてしまった、目を強くこすってしまった、
シャンプー液が目に入ってしまったなどがあげられます。

内因性の原因には、病気や栄養障害などが、
あげられます。アレルギー性の病気、
最近やウィルス、カビなどの感染なども考えられます。


■猫の角膜炎の治療

目の表面を充分に観察して、治療をします。
あるはずのない血管がある、むくみがある、
白く濁っている、光を眩しく感じたり、
痛みがある場合などは、診断が容易です。

しかし、大きな変化が見られない場合は、
フルオレセインという、色素を使って、
角膜が炎症を起こしているかどうかを、診断します。

外因性の角膜炎の場合、その原因を突き止め、
正しい処置をします。
内因性の角膜炎の場合は、その原因である病気などを、
治療することが角膜炎の治療の1つとなります。

症状に併せて、目薬を点眼したり、
炎症を抑える薬、抗生物質、潰瘍の進行を抑える薬、
などを投与します。

また、潰瘍が進んで角膜に穴が空いてしまった時は、
手術によって治療をします。


■猫の角膜炎に関連する病気

結膜炎、アレルギー性の病気、
その他最近やウィルス、真菌などの感染病
栄養障害、緑内障

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posted by 猫 種類 飼い方 at 20:05 | 猫の病気 眼