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人間にも起こる結膜炎は、猫にも起こりうる病気です。
結膜炎は、まぶたの裏にある結膜が炎症を起こす目の病気で、
結膜炎にかかると、赤く腫れて涙の量が増えたり、
目やにの量が増えたりします。
片目だけのこともありますが、両目結膜炎にかかる事もあり、
その場合は、ウィルス感染による伝染性の呼吸器の病気が考えられます。
また、結膜炎には急性のものと慢性のものがあり、
その中から更に目やにの状態から全4種類の結膜炎に、
分けられます。
・急性カタル性結膜炎の症状
水っぽい涙から、段々粘り気のある涙に変わっていきます。
結膜部分は赤く充血し、時には、少し腫れを伴うこともあります。
多くの場合、瞬膜が角膜に広がっていきます。
・慢性カタル性結膜炎の症状
急性カタル性結膜炎とくらべると、症状は軽いものとなります。
・急性化膿性結膜炎の症状
カタル性結膜炎の後に、この結膜炎を引き起こします。
二次的な細菌感染のために、カタル性結膜炎よりも、
症状は重くなり、黄緑色のような分泌物が出ます。
痛みや痒みが伴うため、猫は目を頻繁にこするようになるため、
角膜を傷つけ、角膜炎を発症してしまうこともあります。
・慢性化膿性結膜炎の症状
膿のような粘り気のある分泌物が出始め、
まぶたが開かないといった症状が出ます。
結膜潰瘍を起こすこともあるので、注意が必要です。
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タグ:猫 結膜炎 症状