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2012年05月04日

猫の肉芽腫の症状と治療

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肉芽腫症状


猫に多い皮膚病の1つです。
体の全体が脱毛し、ひどい痒みを伴います。
皮膚炎を起こしてしまった部分からは、
白血球の一種、好酸球が見つかることから、
正確には、好酸球性肉芽腫症候群とよばれています。

脱毛してしまった部分には、ただれや、
潰瘍が出来ます。
腹部やももの内側などが脱毛すると、
その部分が盛り上がって見え、ただれを起こします。
これを肉芽腫(プラーク)とよびます。

また、唇にも出来ることがあります。
唇にできてしまった潰瘍は、手術や内科療法をおこないますが、
完治は難しいとされています。


肉芽腫原因

原因ははっきりわかっていません。

しかし、この病気になる猫は、
アトピー性皮膚炎や、ノミアレルギー、
食事性のアレルギーなどを併発してることが、多いといえます。
これらは、免疫が過剰に反応する病気なので、
この病気も猫の免疫が関係しているのではないか?と、
いわれています。
また、ストレスも原因の1つなのでは?といわれています。


肉芽腫治療

潰瘍ができている部分、ただれができている部分を調べ、
血液の検査をすると、好酸球がみつかります。

治療には副腎皮質ホルモン剤を与え、
炎症をおさえることからはじめます。

ノミアレルギーの場合には、ノミの駆除、
食事性のアレルギーの場合には、食事の変更など、
原因となっているアレルギーを除くようにします。

理由はわかっていませんが、
抗生物質を与えると、症状が和らぐこともあります。


肉芽腫関連する病気

アトピー、接触性アレルギー、食事性アレルギーなど

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posted by 猫 種類 飼い方 at 12:00 | 猫の病気 皮膚

2012年04月30日

猫の肉球の役割と病気

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肉球役割

犬や猫などの動物の足の裏には、
肉球とよばれる毛の生えていない部分があります。
触ると気持ちいいなどといわれている肉球は、
色もさまざまで、猫の場合は、黒っぽい場合が多いです。

肉球の表面は、丈夫な厚い皮膚に覆われていて、
傷などから守ってくれる役割がありますが、
触ってみると、内部は柔らかく弾力があり、
とても気持ちいいです。
これは、肉球の内側に弾力性のある繊維や、
脂肪など、皮下組織があるからです。

足のクッションという役割のある肉球があるからこそ、
激しい運動をしても、傷つきにくくなっているんですね。
また、夏のアスファルトの上など、
熱くなった地面を歩いたり走ったりしても、
火傷をしないのも、肉球のおかげです。

肉球周りには汗腺があります。
猫も汗をかくことがあるので、足の裏が、
湿っていたりすることもあります。

人間のかかとなどがかたくなるように、
猫も同じく、外で生活することが多い猫や、
年をとってくると、肉球がかたくなることがありますが、
肉球の役割自体は、あまり衰えません。


肉球病気

猫の肉球で、気をつけたいのは、
ウィルス性の病気や、自己免疫疾患です。
こういった病気にかかった場合には、肉球がかたくなり、
ひび割れを起こすなど、肉球自体に異常が、
みられることがあります。
肉球に異常が見られた場合は、病気のサインであることも考慮し、
早めに獣医師さんの診断を受けるようにしましょう。

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タグ:猫 肉球
posted by 猫 種類 飼い方 at 14:27 | 猫の病気 皮膚