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2012年04月10日

猫の尿毒症の治療

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尿毒症治療

その場で、猫は入院して治療しなくてはなりません。
24時間体制で点滴を行います。こうすることで、
水分をたくさん取り、体に尿を作り出し、
尿毒症の原因である窒素化合物を体外に排出することができます。

乏尿とよばれる、尿をつくる能力が衰え、
おしっこを出すことをしないという症状もありますが、
猫では非常に稀です。

これを繰り返すと、1週間ほどで猫の症状は軽くなります。

腎臓は一度こわしてしまうと、元の状態に治ることはないため、
1度尿毒症にかかると、健康な猫の正常値まで戻ることは、
非常に稀なため、尿素窒素の濃度を、健康な猫の正常値よりも、
少し高い40〜50mgを目安に治療を続けていきます。

近年、ネフガードやコバラジンとよばれる薬が開発されました。
この薬は、腸内の窒素化合物を体外に出すためのものです。
こちらの薬を処方されることもあります。


尿毒症関連する病気

腎炎、腎不全、尿路症候群など

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posted by 猫 種類 飼い方 at 17:00 | 猫の病気 腎臓

2012年04月09日

猫の尿毒症の原因と症状

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尿毒症原因症状

尿毒症は、腎炎、腎不全、尿路症候群などが進行し、
腎臓のはたらきが急激に衰えた時などに、
現れる症状のことです。

腎臓のはたらきが低下すると、通常、
尿中に排泄されるべき窒素化合物が排泄されなくなり、
どんどん体内に溜まっていってしまいます。

窒素化合物が体内に溜まっていくと、
食欲が落ち、繰り返し嘔吐・下痢をするなどの、
症状があらわれます。
症状がひどくなると、体温が低下し、痙攣を起こすこともあり、
昏睡状態になってしまうこともあるため、
すぐに治療しなくてはなりません。


尿毒症診断

腎臓のはたらきを調べるために、
血液中のクレアチニン、尿素窒素の濃度を調べます。
詳しくは、『腎臓の診断』をお読みください。
※4.腎臓の診断ページにリンク

尿素窒素の値が100mgを超えてしまっている場合に、
尿毒症と診断されます。ほとんどの猫の場合、
飼い主さんが異変に気づき、病院をはじめて訪れる際は、
尿素窒素の値が140mgを超えてしまっていることが、多いといいます

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posted by 猫 種類 飼い方 at 17:03 | 猫の病気 腎臓