
■猫の鉤虫症の症状
鉤虫症の原因となっている鉤虫は、
長さ1センチ〜2センチほどの白い糸状の虫です。
猫の小腸に住み着いて、小腸の壁の血を吸います。
鉤虫症にかかると、猫は貧血を起こすようになり、
便にちが混じり、黒くなります。
特に子猫のうちにこの病気にかかってしまうと、
症状が重くなってしまう事があり、お腹の痛み、
血が混じった便を出します。
放置してしまうと、脱水症状を起こし、
死の危険もあります。
■猫の鉤虫症の原因
鉤虫が猫の小腸に寄生して血を吸うときに、
血がかたまりにくくなる物資を猫の体に注入するため、
猫は血が混じった便をすることがあります。
感染した猫の便には、鉤虫の卵が、
含まれています。鉤虫の卵は、土の中でふ化し、
幼虫になります。
これが猫の口や皮膚の中に入り込むと、
鉤虫症となります。子猫が感染してしまった場合は、
多くの場合が、母親の母乳からの感染が多いといわれています。
■猫の鉤虫症の治療
便を検査し、鉤虫の卵があるかないかを探します。
その後、卵が見つかった場合には、
駆虫薬を投入し、害虫を駆除していきます。
貧血がひどい時には、輸血を行ったり、
出血がひどい場合は、止血剤を使うこともあります。
この鉤虫症にかかった猫の便は、
速やか処理することで、予防につながります。
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