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あの……、かゆいのですが?
猫にとってノミやダニ以外にも、
さまざまな、皮膚病の原因となるものがあります。
昔よりも現代のほうが皮膚の病気の原因が多いと言いますので、
ちょっと気になって、調べてみました。
■薬を多く与えた
炎症などに対して、非常に効果の高い、
副腎皮質ステロイド剤は、副作用が強く、
長期にわたって過剰に与えてしまうと、
一部の臓器のはたらきが落ちたりなど、
体に、異常を与えてしまう1つの原因になります。
副作用によって免疫力が落ちると、
細菌やカビ、寄生虫などに感染しやすくなり、
脱毛なども起こりやすくなってしまいます。
■栄養が偏っている
猫を飼う人も増えてきていますが、
人間の食事と同じ物を与えてしまうかたもいます。
人間の食事では猫の調子を崩すことになってしまいます。
栄養が偏らない、品質の良いキャットフードを与え、
栄養性の病気にかからないように気をつけましょう。
■ストレスを抱えている
常に騒がしい音のある生活をしている場合や、
引越しなどで、住む家が変わったときや、
新しい家族が増えた場合など、
猫は、人間と生活する上で多くのストレスを抱えます。
ストレスを感じた猫は、免疫力が下がったり、
心因性の皮膚炎を起こすなど、
脱毛を引き起こしやすくなります。
■冷暖房で体内時計が働かない
自然の中で起こる寒暖の差は、適度な刺激を与え、
皮膚にとって悪いことではありません。
人間と生活する上で、冷房のきいている部屋での生活、
暖房のきいている部屋での生活を繰り返していると、
1年を通してあまり気温差がなくなってしまいます。
被毛の抜け替わりのサイクルが、
狂ってしまうこともあるのです。
皮膚の機能や抵抗力を下げてしまう、
原因になるので気遣ってあげましょう。
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う〜ん、かゆい! 助けて〜
■太陽の光と電気が
屋内で暮らしている猫の場合は、
夜になっても部屋の中で電気を浴びるために、
被毛の抜け替わりのサイクルが狂ってしまうこともあります。
皮膚の機能や抵抗力を下げる原因となります。
また、紫外線(人工のものも含みます)にあたった場合にも、
異常が起こることがあります。
■大気の汚染も
大気中に含まれている排ガス、化学物質などが、
猫の皮膚を悪くしてしまう原因となります。
皮膚自体の機能が落ちてしまうために、
結果、皮膚のビタミン、ミネラルなどが足りなくなってしまい、
皮膚炎を起こしてしまいがちになります。
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