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耳をピンと立てているのは警戒中!
猫を飼うことになったものの、猫がなかなかなついてくれない、
なつくどころか、威嚇されてしまうなんて飼い主さんの悩みを良く耳にします。
大人の猫である場合は、特に、飼い主さんにすぐに心を許す猫は少なく、
どの猫も、多かれ少なかれ警戒心をもっています。
私も先日、猫や犬を保健所より保護する団体の施設へお邪魔したのですが、
非常に人間に怯えながら生活している子たちも多く胸が痛くなりました。
■成猫は?
大人の猫は、それまでに育ってきた環境の中で、
人間に不信感を持っている場合もありますから、
猫に任せて自由にさせることが1番です。
猫と仲良くなりたい!という気持ちは分かりますし、
飼い猫となった猫がなつかないのは、
とても寂しい気持ちになると思います。
しかし、猫の警戒心が強いうちは、無理に距離を詰めようとすると、
かえって警戒心を煽ってしまうことになりますので、逆効果です。
それにどころか飼い主さんに攻撃を仕掛けることもありますので、
猫の緊張が解けるまで、猫の好きにさせてあげる方法を選択しましょう。
私たち人間も、新しい会社に入社した時、新しいクラスになった時など、
仲良くなりたいと思っているのに、上手く接することができない時があると思います。
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ぐっすり眠ればだんだんと慣れて来ます
■子猫は?
親元を離れてきた猫は、不安で怖くてしかたがありません。
子猫も新しい慣れない環境に、おっかなびっくりなのでしょう。
まずは、エサをあげる時など必要最低限の時以外には近づかないようにし、
ケージやふかふかしたところで放っておいてみてはいかがでしょうか?
猫の方に余裕が出てくると、エサの時に自分から近付いてきたり、
トイレに行きたいそぶりを見せたり甘えた声を出すようになってきます。
徐々に少しずつ、子猫もあなたに慣れていき、なつく日が訪れます。
少し根気のいることですが、慌てず、急がず、……ですね。
猫のペースに、できるだけ合わせてあげることが1番大切です。
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