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猫は、繊維を食べてしまうという行動がみられる動物です。
飼い主さんにはクチャクチャと遊んでいるように、
みられることもありますが、
紐などを食べてしまっていることも多々あります。
こういった猫の行動は、シャム猫に多くみられ、
ひも状のものや、ゴムなどを食べる猫もいます。
■紐を食べる猫、体はだいじょうぶ?
紐を食べたり、しゃぶったりする猫は、
その紐が飲み込まれてしまった時に体に詰まったり、
腸などに絡まってしまうことがあり、大変危険です。
特にビニール紐は危険ですので、
紐状のものは猫の届くところにないように、
充分に気をつけなくてはなりません。
上記のような状態になってしまった場合は、
手術が必要なこともあります。
■何故、猫は紐を食べるのか?
猫はウールしゃぶりとよばれる行動があります。
人間でいう指しゃぶりと同じで、子猫の癖のようなものです。
普通は、大人になるにつれなくなっていく行為ですが、
親とはなればなれになるのが早かった猫などは、
この行為が終わらないまま、引き離されるため、
行動が残ってしまうことがあります。
また、羊毛にはラノリンという動物性の脂肪があり、
これが、母猫のお腹を思い出させるからともいわれています。
こういった行動は、ウールだけではなく、
紙やビニール、土など、色々なものにみられます。
こういったしゃぶりの行動は、
猫が退屈している時や、不安を覚えている時などに、
起こりやすいため、何かをしゃぶりだした時には、
構ってあげることで止まることもあります。
この行動は、猫には心地よい行動かもしれませんが、
危険性を伴う行為ですので、
できる限り、止めさせるよう、
口にするようなものは必ず片付けるなど、
飼い主さんも気をつけてください。
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タグ:猫 紐 ゴム
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