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2012年04月16日

猫の腸閉塞の症状、原因、治療

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腸閉塞症状


腸の内容物が溜まってしまい、動かなくなることを、
腸閉塞といいます。ガスも貯まるため、お腹が膨らむといった
症状がみられます。

例えば異物が腸内に入り込んでしまった場合、
腸が内部的にたたみ込まれてしまう腸重積になった場合、
腸捻転を起こした場合や、腸内に腫瘍ができた場合など、
物理的に腸管がふさがってしまった時におこります。

腸炎などの病気も、この腸閉塞を起こす原因だといえます。
腸管の蠕動運動が腸炎などで止まってしまうと、
腸の内容物が動かなくなってしまうためです。

内科療法だけで治ることもありますが、
異物が入ってしまった場合や腸内に腫瘍が出来てしまった場合は、
緊急手術が必要です。

腸の内容物が動かなくなってしまうため、
腸内にガスが溜まっていき、腹部が膨らんでいきます。
お腹がガスでいっぱいになってしまうと、
猫はお腹が痛みます。痛みがひどい時には、
猫はお腹周りを触られるのを嫌がります。
この動作から、病気が発覚することもあります。

また、猫はこの病気になると、
吐き気がみられることもあります。
何度も繰り返し嘔吐することもあれば、あまり、
吐き気をみせないこともあるため、一概に判断はできません。
しかし、そのまま飼い主が気づかずに放置してしまうと、
猫はショック状態に陥り、虚脱状態となり、
死んでしまうこともあります。


腸閉塞原因

猫は、自由な動物ですので、
何か異物を口の中に入れてしまうことがあります。
それが腸内に入り込み、腸閉塞を引き起こすことがあるため、
プラスチックやビニール、金属、骨など、
飼い主さんが十分に気をつけてあげなくてはなりません。

また、腸管の腫瘍や腹部の腫瘍などが、
腸を塞ぎ、腸閉塞になることもあります。

他に、交通事故などによる腹部の傷や、
腹部の病気、腸炎などでもこの病気を発症します。


腸閉塞治療

触診を行うと、腸重積、腸捻転、
異物混入や腫瘍などによって腸閉塞になってしまっていることが、
分かることがあります。
触診だけでは決定づけることができないため、
その後、X線検査を行い、原因を特定します。

殆どの場合には、手術を行います。
一度開腹し、異物など原因となっているものを除去します。
腸捻転や腸重積などが原因の場合には、
腸を正常な状態に戻します。

閉塞してしまっている部分がわからない場合や、
異物が確認できない場合などは、内科療法を行うこともあります。


腸閉塞関連する病気

腸重積、腸捻転、腸炎など

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posted by 猫 種類 飼い方 at 18:00 | 猫の病気 胃・腸