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2012年05月12日

猫から人間に感染する病気は?

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ここに記述した病気がすべてではないですが、
猫がかかった病気が人間にうつることがあるため、
猫を飼われているご家庭では、十分に注意しなくてはなりません。


■狂犬病
狂犬病にかかった猫に噛まれることでうつります。
疼痛、頭痛、幻覚などが症状としてでます。
また、最も有名な症状として水への恐怖があげられますが、
1950年代以降、発生例はありません。

■ネコひっかき病
猫は無症状ですが、人間が噛まれたり、引っかかれる事で、
人間がネコひっかき病となることがあります。
傷を受けた部分に休診、膿や水泡などが出ることがあります。
免疫が低下しているHIV患者などは危険です。

■結核
直接的な接触や空気感染でうつってしまう病気なので、
なかなか防ぐのが困難な病気でもあります。
逆に人間から猫にうつってしまうことも考えられます。

■パスツレラ菌
猫の唾液が口に入ってしまったり、噛まれる、引っかかれると
いったことが原因で感染します。傷の周りの発赤、
疼痛や腫れなどがみられます。
また、唾液による観戦の場合には、気管支炎なども起こります。

■サルモネラ症
便の汚染物が口に入ることで感染します。
嘔吐・下痢、発熱など食中毒の症状がみられます。

■カンピローバクター症
サルモネラ症と同じく、便の汚染物が口に入ることで感染します。
サルモネラ症の症状にくわえ、血尿がみられることもあります。

■皮膚糸状菌症
直接的に接触した場合や、猫のみに接触した場合などに、
起こります。首や、腕や、頭皮などに痒みを覚えます。
子どもや女性が感染しやすい病気です。

■トキソプラズマ症
便の汚染物が口にはいることで感染します。
人間に感染しても通常は、無症状ですが、稀に発熱が起こります。
妊婦さんなどは、流産の可能性もあるため、
十分に注意しなくてはなりません。人間から猫にうつることもあります。

■クリプトスポリジウム症
便などの汚染物が口にはいることで感染します。
こちらも通常、無症状ではありますが、
HIV患者など、免疫が低下している状態にある人は、
激しい下痢におそわれることがあります。

■疥癬
接触した場合や、被毛から落ちた虫でうつることがあります。
強い痒みや発疹がでます。

■のみアレルギー症
疥癬と同じです。

■ツメダニ症
接触することで発症することがあります。
強い痒みのある発疹が出ます。猫自体のかゆみは弱いので、
猫から感染したとわからないこともあります。

■回虫症
便の汚染物、体毛の虫卵が口に入った場合に発症することがあります。
溶融が体内を動きまわり、肝臓の腫れ、発熱、せき、
関節の痛みなどが起こります。稀に目に虫が寄生すると、
失明してしまう恐れもあります。

■鉤虫症
便などの汚染物に接触し、皮膚を通して感染します。
皮膚の下を幼虫が動きまわり、皮膚炎などの症状が起こります。

■瓜実条虫症
体毛のノミが口に入ってしまうことで感染します。
下痢や腹痛、お腹が膨張することがあります。
食欲が旺盛するといった症状が出ることもあります。

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posted by 猫 種類 飼い方 at 18:00 | 猫Q&A