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■猫の腎臓・膀胱の腫瘍の症状
白血病ウィルスに感染したことが原因で生じる、
腎臓にできる腫瘍は、ほとんどが悪性リンパ腫という、
血液のガンです。
この場合、発熱などの感染症の症状が出ます。
また、腎臓のはたらきが衰えて食欲がなくなったり、
水を頻繁に飲み、排尿の回数が増える場合、
血尿や嘔吐など、腎不全の症状があらわれます。
リンパ腫の場合には、胃や腸などにも、
腫瘍ができることがあり、この場合には、
下痢や嘔吐の症状がみられます。
膀胱の腫瘍の場合は、膀胱炎の症状にもある、
血病や頻繁に尿をするといった症状があらわれます。
初期段階では、細菌性腎炎や、下部尿路症候群と、
間違った診断をされてしまうことも多いので、
気を付けなくてはなりません。
■猫の腎臓・膀胱の腫瘍の原因
腎臓に腫瘍ができた場合の多くの原因が、
白血病ウィルスに感染したことが原因で生じる悪性リンパ腫です。
胃や腸といった消化器にも腫瘍ができていることが多いので、
きちんと検査を受けなくてはなりません。
■猫の腎臓・膀胱の腫瘍の治療
X線検査を使って、腎臓が大きさを調べます。
伝染性腹膜炎や、水腎症などの病気の場合にも、
腎臓は大きくなるので、それらの病気と見分けなくてはなりません。
膀胱の腫瘍の場合も同じくX線検査を用います。
次に、猫が白血病ウィルスに感染しているかどうかを、
検査しなくてはなりません。
これは、血液検査で判明します。
腎臓・膀胱の腫瘍のバイオプシーも可能であれば行いましょう。
白血病ウィルス感染症と、悪性リンパ腫の治療を行います。
2つのどちらの腎臓にも腫瘍が出来てしまった場合には、
手術は不可能です。
膀胱の腫瘍の場合、腫瘍の切除が可能であれば行います。
■猫の腎臓・膀胱の腫瘍に関連する病気
白血病ウィルス感染症、悪性リンパ腫など
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