
■猫の食事性アレルギーの症状
人間と同じく猫も特定のものを食べると、
アレルギー反応が起こる場合があります。
じんましんが起こったり、嘔吐をすることもあります。
通常、害のない食べ物であっても、
異常な反応を示すことを食事性アレルギーと、
よんでいます。
大体、食事をしてから1時間〜数時間すると、
皮膚が赤くなったり、皮膚がただれる、
赤くプツプツが出来たりなど、皮膚炎の症状が出ます。
症状は特に、耳や額や目の周りなどに出やすいですが、
全身くまなく症状が出ることもあります。
痒みが出るため、顔をこするような仕草をみせたり、
体を引っ掻いたりします。
この傷がただれとならないよう、気をつけましょう。
主に食事性アレルギーは、ほとんどの猫が、
1歳をまわってから発症します。
アトピーや接触性のアレルギーがある場合には、
更に悪化することがあります。
食事性のアレルギーの場合には、
副腎皮質ホルモンなどを与えても、良くなりません。
■猫の食事性アレルギーの原因
最初は、その食べ物がアレルギーの原因となっている事に、
飼い主さんが気づかないため、その食べ物を、
繰り返し与えてしまったことが原因で起こります。
猫用の魚の缶詰を繰り返し与えたことで、
アレルギーになるケースも多いようです。
■猫の食事性アレルギーの治療
皮膚の状態を見てアレルギーが疑われる場合は、
獣医師さんに普段の生活環境や、食事などを、
詳しく話しましょう。
特定の原因がわかっている時には、
その食べ物を与えず、低アレルギー食などを与え、
しばらく様子を見ましょう。
治療には、食事を変更したり、
低アレルギー食などを与えることで対処します。
1ヶ月ほどで、充分に皮膚の状態は良くなります。
抗ヒスタミン剤や、抗アレルギー剤も、
あまり効果は得られませんが、薬を投与しながら、
タンパク質や脂肪酸を与えると回復傾向に向かうことがあります。
■猫の食事性アレルギーに関連する病気
アトピー、接触性アレルギーなど
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