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2012年04月18日

猫の腎炎の症状、原因と治療

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腎炎症状


糸球体とよばれる、血液をろ過するはたらきがある、
腎臓の部分が炎症を起こしてしまう病気です。

炎症を起こし始めてから、実際に症状として、
現れるまでにはかなり時間があるために、
腎炎を起こしてしまった原因を特定するのが、
困難な病気でもあります。

腎炎の症状としては、腎不全を起こしてしまう場合と、
ネフローゼ症候群になってしまう場合があります。

ネフローゼ症候群になると、体がむくみ、
復水がみられるようになります。
その他の症状はあまり、みられません。

腎不全の症状は軽いこともありますが、
深刻な症状が出ることもあるため、注意が必要です。
症状が重い場合には、嘔吐を繰り返すことがあります。


腎炎原因

腎炎とは、腎不全や尿毒症とは違い、
病名ではなく、腎臓に病変があることを示す名前です。
人間の場合には、のどや気管が連鎖球菌感染症となり、
糸球体腎炎になりますが、猫にはありません。
糸球体腎炎を引き起こす病気は、
白血病ウィルス感染症、猫エイズ、伝染性腹膜炎、
膵炎、免疫の病気などがあげられます。
また、人間のインスリンに対して反応が起こり、
腎炎になってしまうこともあるため注意が必要です。


腎炎治療

血液中の検査と尿検査を行います。
詳しくは『腎臓の診断』をお読みください。
(こちらもリンクがよいかと思います)

細菌やウィルスの感染による腎炎だと疑われる場合には、
病原体の種類を突き止めるための検査を行うこともあります。

治療の方法ですが、ネフローゼ症候群の場合、
体のむくみに対して。利尿剤を与えます、
腎不全になった時には、その治療も行っていきます。
その他、腎炎の原因となっている病気がある場合には、
その治療をすすめていきます。

腎臓の炎症を抑えるには、副腎皮質ホルモンを投与することで、
可能となりますが、治療効果が必ずしも得られるわけでは、
ありません。


腎炎に関連する病気

白血病ウィルス感染症、猫エイズ、伝染性腹膜炎など

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タグ:猫 腎炎
posted by 猫 種類 飼い方 at 17:00 | 猫の病気 腎臓