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■猫の日光過敏症の症状
猫の中でも、特に白い猫に多いこの病気は、
強い日光にさらされた事が原因となって起こる病気です。
頭部の毛が抜けて、抜けた部分の皮膚に、
潰瘍ができることが多いようです。
この皮膚炎をそのまま放置してしまうと、
皮膚がんに進行してしまうこともあるので、
注意が必要です。
頭、目、口、耳などの毛が抜けて、
赤い斑点ができるのが特徴です。
痒みはほとんどないようです。
日光過敏症が進むと、脱毛してしまった部分の皮膚が、
ただれ、潰瘍となってしまいます。
皮膚がんへ進行してしまう前に、治療が必要です。
■猫の日光過敏症の原因
毛の白い猫や、メラニン色素が生まれつき少ない猫に、
多く見られる病気です。また、青い瞳の猫にも、
多いです。
一部分が白い三毛猫やブチ猫も、その部分が、
この病気にかかることがあります。
何故発症するのか等、詳しい原因が分かっていませんが、
日光に含まれている紫外線が原因だといわれています。
■猫の日光過敏症の治療
皮膚の状態から、この病気が推測されます。
屋外で過ごしている猫なのか、屋内で過ごしている猫なのか等、
詳しく飼い主さんに聞くことで病気を特定していきます。
更に、がんの疑いがある時には、皮膚の細胞をとり、
生検をおこなって調べます。
治療の方法としては、日光を完全に避け、
紫外線を浴びないように心がけます。
屋内や日陰などで過ごせるように、工夫します。
がんの場合には、周りの健康な皮膚も含めて、
皮膚炎にかかってしまっている部分を切除します。
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