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2012年04月16日

猫の肉球の皮膚炎の症状、原因と治療

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肉球皮膚炎(形質細胞性皮膚炎)の症状

猫の足の肉球部分が浮腫んでしまい、
潰瘍を起こす病気ですが、原因は解明されていません。

この病気になると、肉球の表面部分から、
プラズマ細胞(改質細胞)がたくさん見つかるので、
形質細胞性皮膚炎とよばれています。

はじめは、前足の肉球が浮腫んできます。
その後、後ろ足の肉球にもむくみがみられるようになります。
特に痛みや痒みなどはまだみられないようです。

病気が進むと、肉球の表面が潰瘍を起こし、
痛みがでてくるようになります。
肉球から出血したり、膿が出ることもあります。

ここまで進行すると、猫は足の痛みを訴えるようになり、
足をひきずる動作をするようになります。
また、体のリンパ節が腫れてくることもあります。


肉球皮膚炎(形質細胞性皮膚炎)の原因

原因はまるで分かっていません。
症状がなくなったあとでも、再発することもあるようです。


肉球皮膚炎(形質細胞性皮膚炎)の治療

肉球を見て、症状などからこの病気と診断されます。
炎症がある部分に針を指して組織を調べると、
形質細胞がたくさん見つかります。

今のところ、治療方法は見つかっていません。
副腎皮質ホルモンを与えると、症状が軽くなることも、
あるようですが、何もしていなくとも、
ある日突然、症状が軽くなることもあります。

潰瘍を起こしているなど、症状が重い場合には、
手術などの対症療法を行うこともあります。

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posted by 猫 種類 飼い方 at 17:00 | 猫の病気 皮膚