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■猫の肉球の皮膚炎(形質細胞性皮膚炎)の症状
猫の足の肉球部分が浮腫んでしまい、
潰瘍を起こす病気ですが、原因は解明されていません。
この病気になると、肉球の表面部分から、
プラズマ細胞(改質細胞)がたくさん見つかるので、
形質細胞性皮膚炎とよばれています。
はじめは、前足の肉球が浮腫んできます。
その後、後ろ足の肉球にもむくみがみられるようになります。
特に痛みや痒みなどはまだみられないようです。
病気が進むと、肉球の表面が潰瘍を起こし、
痛みがでてくるようになります。
肉球から出血したり、膿が出ることもあります。
ここまで進行すると、猫は足の痛みを訴えるようになり、
足をひきずる動作をするようになります。
また、体のリンパ節が腫れてくることもあります。
■猫の肉球の皮膚炎(形質細胞性皮膚炎)の原因
原因はまるで分かっていません。
症状がなくなったあとでも、再発することもあるようです。
■猫の肉球の皮膚炎(形質細胞性皮膚炎)の治療
肉球を見て、症状などからこの病気と診断されます。
炎症がある部分に針を指して組織を調べると、
形質細胞がたくさん見つかります。
今のところ、治療方法は見つかっていません。
副腎皮質ホルモンを与えると、症状が軽くなることも、
あるようですが、何もしていなくとも、
ある日突然、症状が軽くなることもあります。
潰瘍を起こしているなど、症状が重い場合には、
手術などの対症療法を行うこともあります。
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タグ:猫 肉球 皮膚炎 治療