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■猫の肥満細胞腫の治療
皮膚にできてしまった腫瘍は、外科手術にて、
なるべく取り除いていきます。
その後、切除した腫瘍の塊を病理診断し、
腫瘍かどうかを、診断していきます。
一度に大量の腫瘍を切除するのは、
猫の体力的に、問題があることがあるため、
幾度かに分けて、外科手術をすることが多いです。
すべての腫瘍を切除したあとは、副腎皮質ホルモン剤の投与、
血管新生阻害療法を行います。
血管新生阻害療法とは、
がんに血液を供給する血管が、増えないようにし、
がんをくい止める新しい治療法のことです。
内蔵型の腫瘍の場合で、脾臓が侵されている場合は、
脾臓を摘出します。
■猫の肥満細胞腫の早期発見のために
何の病気にせよ、早期発見が大切なものです。
猫の体は被毛で覆われていますが、
毎日のブラッシングや手入れ、スキンシップの際に、
米粒より小さい腫瘤を、見つけることができるかも知れません。
毎日の手入れの際には、気にしておくと良いでしょう。
腫瘤が見つかったら、すぐに獣医師のもとで診断を受け、
様子を診るか外科手術にて切除してもらいましょう。
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