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■猫の胃の腫瘍の原因
現状では、猫の胃に腫瘍が出来る原因は解明されていません。
リンパ腫と同時に発症することが多いと言うところまでは、
分かっていますが、だからといって、
必ず、猫白血病ウィルスに感染しているというわけでもないようです。
■猫の胃の腫瘍の診断と治療
胃の腫瘍を見つけるには、内視鏡を使います。
俗に言う胃カメラです。この時に、組織を採取して、
生検をすることで、確定診断を出すことが出来ます。
しかし、バイオプシーと呼ばれる生検を行うには、
輸液を行い、全身の状態を良好にし、約半日の絶食のあと、
胃カメラで組織を採取剃る必要があります。
良性腫瘍の場合は、早期発見をし、
外科手術を行うことで回復します。消化の良い食事を与え、
定期的に検査をすれば、再発することもなく、回復します。
悪性腫瘍、リンパ腫であった場合には、
切除のために外科手術を行い、その後、放射線療法を行います。
その他、化学療法などを取り入れることもあります。
悪性腫瘍のうち、腺癌であった場合には、
切除をすれば、一時的に進行を抑えることができますが、
化学療法は、有効ではありません。
ここからは注意点になりますが、
治療法は、猫の年齢や、現在の状態、進行状況や、
転移など、さまざまな要因で変化していきます。
治療の方法、効果などを獣医師さんとしっかり相談をし、
猫と飼い主さんにとって良い方法を、選択してください。
■猫の胃の腫瘍に関連する病気
リンパ腫、胃ポリープ、平滑筋腫、腺癌など
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タグ:猫 胃 腫瘍 原因 治療