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2011年12月07日

猫の胃の腫瘍の症状|吐しゃ物を観察しましょう

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腫瘍症状

猫の胃の場所は、横隔膜のすぐ下。
腹腔の左上あたりにあります。

胃は、噴門・胃底部・胃体・幽門洞・十二指腸へと、
順番に達します。

この中の胃体と呼ばれる部分は、
最も大きく、伸び縮みの力も強力です。
胃液と蠕動運動によって、食べ物を消化していきます。

胃の腫瘍といっても、良性のものと悪性のものがありますが、
人間ほど、胃の腫瘍は出来にくいとされています。

胃のポリープや、平滑筋腫などは良性腫瘍、
リンパ腫、腺癌が悪性腫瘍です。

猫の胃の中に腫瘍ができると、嘔吐しやすくなります。
腫瘍が進行していくと、当然吐く回数も増え、
飼い主さんも変化に気づくと思います。


吐いたものを観察すると、血が混ざっている事もあるので、
吐いたものをよく見ることが大切です。


嘔吐を繰り返すと、当然、食欲が低下し、
体重の減少や、元気がなくなったりといった症状があらわれます。

胃の腫瘍は、リンパ腫と併発することが多いので、
胃に穴が空いてしまうケースも多くあります。
この場合、腹膜炎を併発し、
死亡してしまうケースも少なくありません。


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posted by 猫 種類 飼い方 at 15:17 | 猫の病気 癌・ガン・腫瘍