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もし、悪性腫瘍が猫に見つかった場合は、
一刻も早く治療をすることが大切です。
腫瘍によっては、
外科手術を行えば治癒できるものもあるためです。
腫瘍の原因はさまざまで、腫瘍形成ウィルス、
環境、ホルモン、栄養、遺伝などが考えられています。
原因はそれぞれですが、どのケースであっても、
早期発見が重要となります。
しかし、猫は話すことができません。
特別な症状が出て、はじめて飼い主さんが分かるケースも多く、
発見が遅れてしまうことも多々あります。
ガンの治療法は、化学療法、外科手術、放射線療法、
免疫療法、血管新生阻害療法などがあり、適した治療を行います。
■猫のガンの症状と早期発見のためにできること
ガンの治療で最も効果を上げているのはなんだと思いますか?
それは治療法ではなく、健康診断です。
健康診断によって早期発見ができれば、
早期に治療することができ、
当然、命の危険も低くなります。
特に、体の表面にできた腫瘍は、猫とのスキンシップにおいて、
早い段階で見つけることができる場合も多いため、
撫でたり触ったりといった、スキンシップは欠かさず行いましょう。
ガンになった猫は、短期間に痩せたり毛づやが悪くなったりします。
これは、ガンが増殖していくために、大量の栄養を必要とするためです。
眠っている時間が増えたり、顔や耳の形が変わった場合、
お腹が腫れたり、消化器官から出血があった場合、
風邪の症状が長引いている場合などは、すぐに検診を受けましょう。
■ガンのチェック項目
1.食欲がない、元気がない
2.体から嫌な匂いがする
3.呼吸を苦しそうにする、排尿や排便が困難になる
4.足が思うように動いていない
5.食べ物が喉を通らない
6.鼻や口、肛門などから出血や膿が出る
7.体重の減少
8.ちょっとした傷などが治りにくい
9.口の中や皮膚に出来たでき物やこぶが大きくなる、治らない
10.動かなくなる、寝ている時間が増える
こういった項目に当てはまる場合は、
早急に、動物病院にて検診を受けるようにしましょう。
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