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■猫の対称性の脱毛症の原因
対称性の脱毛は、毛の根元の毛包と呼ばれる部分が、
萎縮してしまうことで起こります。
しかし、それ以上はまだ、解明されていないことの多い病気です。
この対称性の脱毛症は、去勢手術を受けたオス猫、
不妊手術を受けたメス猫、長期に渡ってホルモン剤を用いている猫が、
特にかかりやすい病気なので、ホルモンバランスと、
関係しているのでは?といわれています。
■猫の対称性の脱毛症の治療
病気の診断方法は、比較的容易です。
左右対称に脱毛が見られる場合は、毛根あたりを調べます。
また、去勢手術・避妊手術、ホルモン剤の投与など、
過去の猫の情報も診断に大きく関わってきます。
治療には性ホルモンを与える治療が考えられますが、
性ホルモンを与えると、オス猫は攻撃的になり、
メス猫は発情することがあります。
性ホルモンの中のエストロゲンとアンドロゲンの合剤は、
肝臓に異常をきたすこともあります。
プロオゲステロンについても、副作用を示すことがあるため、
最近では、あまり使われなくなってきています。
この病気になった猫は、一度回復し、毛が生え揃っても、
約半数が再発してしまいます。
根気よく治療することが大切です。
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