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2011年11月03日

猫の胆管肝炎症候群の症状 原因 治療2

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非化膿性胆管肝炎症候群症状

化膿性の胆管肝炎症候群と同じく、
肝臓や胆管が炎症を起こしてしまう病気です。
こちらの記事では、非化膿性の胆管炎症候群について、
説明していきます。

非化膿性の胆管肝炎症候群の場合、
食欲がある時とない時の差が激しくなります。
また、時々、嘔吐や下痢といった症状があらわれ、
ぐったりと眠っている時間が多くなります。

猫の食欲が旺盛な時もあるため、発見が、
遅れてしまいがちな病気ですので、気を付けなければなりません。

症状が進行すると、肝臓が腫れ大きくなり、
黄疸の症状が現れることもあります。
またこの病気にかかりやすいのは、5歳〜6歳以降の猫で、
はじめは軽い症状、2ヶ月以上かかって徐々に進行していきます。


非化膿性胆管肝炎症候群原因

猫の免疫が体内に侵入した病原体などを、
取り除こうとするために起こるといわれています。

肝臓の細胞が損傷を受けたときには、肝臓は物質を出します。
これに免疫細胞が過剰に反応すると、炎症を引き起こしてしまいます。

この病気は、3つの種類に分けられます。
1つ目は、免疫細胞であるリンパ球や形質細胞が異常になる。
2つ目は、胆管が硬くなってしまう。
3つ目は、リンパ球が増殖し、リンパ腫などを発症してしまう。
この3つの種類によっても、治療方法が異なってきます。


非化膿性胆管肝炎症候群治療

まずは、この病気の原因となっている病気を取り除くことが先決です。
また、肝リピドーシスを併発してしまっている場合は、
その治療も同時に行わなくてはなりません。

胆管が固くない場合、閉鎖もしていない場合は、
免疫抑制薬を与え、免疫の異常な働きを抑えます。
この免疫抑制薬は、胆汁や肝臓の組織に貯まる胆汁酸が引き起こす炎症も、
抑えてくれる役割があります。


非化膿性胆管肝炎症候群に関連する病気

化膿性の胆管肝炎症候群、肝リピドーシス、リンパ腫など

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posted by 猫 種類 飼い方 at 11:00 | 猫の病気 肝臓とすい臓