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2011年11月03日

猫の胆管肝炎症候群の症状 原因 治療1

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化膿性胆管肝炎症候群症状

猫の胆管や肝臓の炎症が起こる病気です。
肝臓と胆管はつながっているので、どちらか片方の炎症でも、
どちらともの炎症に繋がってしまうことがあるので、
気を付けなければなりません。
どちらも炎症してしまった状態を「胆管肝炎症候群」と呼びます。

メス猫よりも、オス猫に良く見られるこの病気は、
発熱や食欲不振などの風邪の症状に加え、
腹痛や黄疸などの急性症状が出ることもあります。
病気が進行し、ひどくなると、嘔吐や下痢といった症状も出るため、
脱水症状にも気を付けなければいけない病気の1つです。
また、食欲不振が何日も続くと肝リピドーシスも、
併発することがあります。


化膿性胆管肝炎症候群原因

肝臓や、胆管が細菌に感染してしまうと、
化膿性の炎症が起こります。
炎症性腸疾患や十二指腸炎、膵炎などが原因となって、
肝臓や胆管の炎症を引き起こすこともあります。

特に、胆管閉鎖症と呼ばれる胆管が詰まってしまった場合は、
症状が重く現れ始めます。
胆管の中に腫瘍ができてしまったり、胆石が詰まってしまったり、
腫れてしまっている場合は、胆汁が胆管内にたまり、炎症を起こします。


化膿性胆管肝炎症候群治療

動物病院では、触診のほか、血液検査や、
X線検査、超音波検査を行います。
この化膿性の胆管肝炎症候群の場合、血液検査で、白血球の数が、
増えてしまっていることからわかるので、血液検査は必須です。

猫の体力を維持するため、点滴を打ちます。
細菌が原因と見られる胆管肝炎症候群の場合には、適切な、
抗生物質を与えます。これは、治療だけではなく、
二次感染を防ぐ役割もあります。


化膿性胆管肝炎症候群に関連する病気

炎症性腸疾患、十二指腸炎、膵炎など

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posted by 猫 種類 飼い方 at 08:51 | 猫の病気 肝臓とすい臓