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猫の消化器に病気がある場合に起こる、
下痢や嘔吐には、度合いがあり、
病気の種類や重さ、場所によって症状が変化します。
胃や腸といった猫の消化器の病気は、
死亡の可能性が高い病気もありますので、
嘔吐や下痢の度合いを良く観察し、
的確に獣医師さんに伝えることが、
早期回復に、繋がります。
■下痢や嘔吐の回数と間隔
猫が嘔吐をしそうな場合、嘔吐をした場合、
下痢をした場合は、回数と間隔を観察しましょう。
1日に1~2回なのか、何度も繰り返すのか、
2〜3日に1度なのかなどを観察することによって、
病気の状態や種類が分かることがあります。
■嘔吐物や下痢の形状
大抵、嘔吐物は胃で少し消化されているため、
ドロっとしていますが、時には、食べたものが、
そのまま吐き出されることもあります。
黄色〜茶褐色、透明の色をしています。
下痢の時の便の色は、さまざまで、
白、茶色、黄色などです。
黒色や焦げ茶色の場合、血便となっていることが、
ありますので、注意が必要です。
水っぽいもの、泡っぽいもの、
粘液性のものなどの種類にも分けられます。
重度の下痢の症状になると、腸の粘膜状のものが、
一緒に出てくることも考えられます。
異物を飲み込んだことによる下痢の場合、
その異物がそのまま含まれることがあります。
また、寄生虫などが寄生している場合、
便に含まれて出てくることがあります。
■出血の量は?
嘔吐物や下痢便に血がまじることがあります。
筋状に混ざっていたり、少し血の塊が、
入っていることがあります。
症状が重くなると、出血の量が多くなり、
目に見えて、血の量が多くなります。
真っ赤になっている場合など、明らかに、
血の量が多い時は緊急事態ですので、
すぐに動物病院に行きましょう。
■嘔吐や下痢の時間
嘔吐や下痢の時間でも、病気の原因を、
推測することができることもあります。
空腹時におこるのか、食前におこるのか、
食後すぐにおこるのか、何時間かたった後かなど、
細かく時間を見ておくと良いでしょう。
場合によっては、毎日決まった時間帯に、
嘔吐をする場合もあるようです。
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タグ:猫 下痢 嘔吐
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