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2011年06月28日

猫伝染性腸炎の症状と治療

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猫伝染性腸炎は、ワクチン接種で防ぐことができますが、
子猫がかかると9割は死亡してしまう恐ろしい病気です。
別名「猫汎白血球減少症」「猫ジステンパー」「FPL」とも、
呼ばれる病気です。


猫伝染性腸炎とは

猫伝染性腸炎は、パルボウィルスが原因となって起こります。
血液中の白血球の数が激減し、白血球がなくなってしまいます。
白血球がなくなると、
ほかのウィルスや細菌への、抵抗力がなくなり、
合併症を起こしてしまいます。

ワクチン接種を行っていない猫、
体力のない子猫や老猫などが起こしやすい怖い病気です。
一度かかってしまうと、急激に症状が悪化するため、
早急に病院で診てもらわなくてはなりません。


猫伝染性腸炎感染について

パルボウィルスは、発病した猫の排泄物に含まれます。
特に便にはたくさん含まれていて、大変感染力の強い、
ウィルスです。その上、抵抗力も高いので、
簡単には死なず、外に出ても長く生きることが出来てしまうウィルスです。


猫伝染性腸炎症状

ウィルスの侵入から数えて、平均4日〜6日で、
発病をします。2日目くらいから、高熱が起こることもあります。
その場合は、1度平熱に戻ることがあるので、
油断をしないように気をつけてください。
発熱の後は、下痢や嘔吐がみられるようになります。
水さえも飲まなくなってしまうので、脱水症状を、
起こしてしまうこともあります。


猫伝染性腸炎治療方法

老猫自身が、そのウィルスに勝つのを、
対症療法で待つしか方法がありません。
二次感染を防ぐために、輸液をしたり、
抗生物質を使用することがあります。

水分や電解質は、嘔吐をしてしまうため、注射にて、
与えます。嘔吐が止まれば、生存の可能性が格段に上がります。

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posted by 猫 種類 飼い方 at 12:19 | 猫の病気 胃・腸