
猫は、高齢になったり調子が悪いと、
自分が思っているよりも体が動かず、
いつも乗り降りできていた場所から、
落ちてしまうこともあります。
高所から落ち、骨折してしまった場合について、
対処法を紹介していきます。
■足を骨折してしまった場合の応急処置
猫の事故で1番多いのが、高いところから、
落ちてしまう落下事故です。
出血がないかなどの外傷も注意しなければなりませんが、
骨折の可能性もあるので、より良い対処をしなくてはなりません。
骨折をしてしまった場所は、腫れて、強い痛みがあらわれます。
当然、その箇所を触ろうとすると、猫は凄く嫌がります。
完全に骨折している状態であれば、力が入らず、
ブランと垂れてしまう状態になります。
折れた骨が皮膚や筋肉を突き破り、
骨が外に出てきてしまう開放骨折では、出血も増え、
ショック状態に陥ることもあります。
その場でできる応急処置としては、
患部を消毒液で洗浄した後、清潔なガーゼやタオルで覆い、
なるべく動かさないようにして、動物病院に連れていきましょう。
骨折の場合は、包帯などを用意し、固定してあげると良いです。
骨が動いたことによる痛みをとってあげることができます。
痛がり、暴れるようであれば無理にはせず、
病院に連れていくことを1番としましょう。
骨折というと、添え木をするというのがありますが、
添え木が必ずしも良いというわけではありません。
猫にとって添え木は、ストレスになることもあるため、
添え木を使わず、包帯だけの固定でも充分です。
なるべく処置を早く済まし、動かないようにして、
早めに動物病院での診断を受けられるように、
心がけましょう。
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タグ:猫 事故 怪我 手当て
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