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2011年06月03日

老猫の食事の介護方法

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年を取った猫は、食が細くなるだけでなく、
噛む力や歯が弱くなったことで、
今までのキャットフードが食べられなくなったり、
足腰が弱くなったことで、食事が取りにくくなったりして、
だんだんと食事の介護が必要になってきます。

食事を取ることは、
長生きするにあたって、大切なことですので、
飼い主は上手に工夫をして、
老猫が、安心して無理せず食べられる、
環境を作ってあげましょう。


老猫に合った食事を与えよう

まだ、老猫自身が自分で食事を取れるようならば、
弱った歯でも食べやすいように、
スープやお湯、猫用のミルクで柔らかくした、
キャットフードを、与えましょう。
また、ドライフードを細かくしてあげるのも、
有効な方法です。


高齢食べやすい環境を作ってあげよう

老猫は、歯だけではなく、足腰も弱くなっているので、
床に置いてある食器まで首を下ろすのが、
たいへんなこともあるようです。

食器の位置を高くしてあげ、首を下ろさなくとも、
食べられるようにしてあげると良いでしょう。
また、滑り止めシートを使って食器を固定すると、
老猫にとって食べやすいようです。


流動食について

動物病院でも、猫用の流動食が多く、使われるようになってきました。
栄養価の高いものを与える流動食や、
腎臓病などの病気に合わせた流動食があります。
プラスチックの注射器を使って、ゆっくり与えます。


食道チューブについて

猫が食べたくても口から食べ物を取れない場合、
食欲がなくなっている時などに用いられる方法として、
喉などの体の一部にチューブを通し、
栄養を送り込む方法があります。

動物病院で、良く指導を受けたあとであれば、
自宅で行うこともできるな食事方法です。

賛否両論ありますが、食道チューブを入れた後の、
感想として、痩せていた猫が回復した、
猫自身も食事が取れて喜んでいるなどの、
良い報告が多いです。

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posted by 猫 種類 飼い方 at 16:14 | 老猫の介護