
老猫になると、排尿、排便のときに、
介護が必要になります。
そそうをする猫、自分でトイレに行けない猫、
排泄をしにくくなっている猫など、
その老猫に合わせて、
介護をしてあげなくてはなりません。
■老猫になり、そそうをするようになった場合
老猫になり、そそうが増えてしまった場合、
まずは原因を探ることからはじめましょう。
高齢になると、どうしても足腰が弱くなってしまい、
動くのが億劫になってしまいます。
今までと同じトイレだとしても、トイレに入りづらくなってしまったり、
トイレの場所が遠い場合など、そそうが増えてしまいます。
トイレの高さを低くする、トイレの数を多くする、
トイレの近くにペットシーツを置くようにするなど、
トイレを改善してあげましょう。
・おむつをする
あまりにそそうがひどくなってしまった場合、
上記のことを行っても改善されない場合や、
寝たきりになってしまった老猫には、
猫用のおむつをするのも良いでしょう。
床ずれ、おむつかぶれには充分に注意しましょう。
>>老猫のためのお手入れ、介護用品2 猫用オムツ
■排泄しにくくなってしまった老猫には
老化のため、排泄がしにくくなってしまっている場合は、
ミルクやバターを与えるのが効果的です。
食物繊維を多く含んだキャットフードや、
お腹を「のの字」にマッサージすることも効果的です。
老猫の場合、食事の量が減ってきているため、
便秘になってしまった時も、
そんなに便が溜まっているわけでは、
ありません。
あまり食べなくなってしまったこと、
いきむ力がないことなどが原因となっているので、
便を促し、助ける介護が必要です。
人間の赤ちゃんや子供に行うように、
マッサージを行ったり、肛門を少し刺激してあげると、
便を無理せず出すことができます。
■猫の排泄の目安
大体体重が5キロほどの猫の場合、
1日に100cc〜150ccの尿をします。また、排便は、
1日に1回が理想的ですが、老猫の場合は、
4日〜5日に1回のペースになってしまうことも、
少なくないようです。
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