
猫のワクチン接種の効果は、約1年ですので、
年に1回は、ワクチン接種をしなくてはなりません。
しかし、老猫にとってワクチン接種は、
体に負担になることが多く、
接種時に、いくつか注意したいことがあります。
■老猫のワクチン接種で注意したいこと
老猫は、ただでさえ、老化によって体力が落ち、
病気に対する抵抗力が少なくなっているので、
1年に1度のワクチン接種をして、健康に気を付けたいところですが、
体が弱ってきている老猫の場合、
ワクチン接種自体が、体に負担をかけてしまう事もあります。
ワクチン接種は、弱いウィルスを入れて、
免疫を猫自身に作らせるものですから、
ワクチン接種をした老猫の体には、少なからず、
ウィルスを入れることになります。
体力が落ちている老猫にとって、ワクチン接種のための、
弱いウィルスであっても、ウィルスの作用が強く出て、
体調を崩してしまうことも考えられます。
いちばん良い方法は、
動物病院の獣医師さんと相談することです。
健康状態をチェックしてもらい、老猫でも、
ワクチン接種をすることができるか、
体調が悪かった場合はどうすれば良いのかなど、
事前に、相談しておくことが大切です。
また、ワクチン接種をする際は、なるべく、
早い時間に予約を取り、ワクチン接種をした後も、
具合が悪ければ、動物病院に行かれるようにしておきましょう。
発熱や下痢、嘔吐、けいれんなどの、
接種後の副作用が出た場合、
すぐ獣医師さんに、相談してください。
ワクチンを接種した日より、数日間は、
体調の変化がないかどうか、気をつけて観察します。
激しい運動や、長時間の外出、シャンプーなどは、
控えるようにしましょう。
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