
猫も高齢になると、毛づくろいが面倒になり、
自分で毛づくろいをしなくなってしまいます。
こうなってきたら、飼い主さんが、シャンプーや普段からのお手入れを、
手伝ったり替わりにしてあげます。
しかし、老猫のシャンプーは老猫の体に負担がかかり、
抵抗力も落ちていることから、風邪を引いてしまったり、
体調を崩してしまう原因にもなってしまいます。
そんな時には、温タオルを使うのが便利です。
■ブラッシングで汚れを落とす
温タオルを使う前に、まずはブラシを使って、
汚れやほこりを落としておくのが大切です。
若い時よりも、皮膚が弱ってきていますので、
柔らかいブラシを使い、
頭から尻尾に向かって、優しくブラッシングします。
このブラッシングは、マッサージ効果もあるので、
血行を良くし、新陳代謝を活性化する効果もあります。
皮膚をマッサージするように、ブラッシングをしましょう。
また、このブラッシングの時間は、飼い主さんと老猫との、
コミュニケーションの時間でもあります。
ブラッシングをしながら、声を掛けてあげたり、
撫でてあげたり、スキンシップをしましょう。
そうすることで、病気の早期発見にも繋がります。
■毛玉ができてしまっている場合
毛玉を無理にブラッシングするのは、
猫にとって痛いことですので、ストレスを与えます。
その部分をカットしたり、ほぐしてあげてから、
ブラッシングをしましょう。
■温タオルで拭く
洗面器にお湯を張り、猫の近くで絞りながら、
体を優しく撫でてあげてください。
また、温タオルは、水で濡らして絞ったタオルを、
レンジで温めることでも作ることができます。
大体40秒〜1分ほどで温タオルができあがります。
温タオルの良いところは、目元や口元、
お尻といった細かいところも綺麗にすることが、
できるということです。
シャンプーをしていると、ついつい忘れてしまいがちな、
細かい箇所にも気を配って拭いてあげましょう。
温タオルで拭いた後の体は、濡れているので、
風邪をひかないように乾いたタオルで拭くか、
軽くドライヤーなどで乾かしてあげてください。
■自宅でできる簡単抜け毛対策
ブラッシングや温タオルの時間がない時は、
両手を濡らして、撫でてあげるだけでも抜け毛が取れ、
猫はさっぱりとします。
温タオルと同じように、風邪をひかないように、
注意してくださいね。
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