
しまい忘れ?
■爪の老化
猫の老化が進むと、猫自身が億劫になって、
爪とぎをしなくなります。
爪とぎを自分でしないと、
爪が伸びたままになるので大変危険です。
フローリングなどを歩いた時に、爪の音がするようなら、
肉球が食い込み、ケガをすることもありますので、
爪切りでケアをしてあげてください。
■猫の動作で分かる老化
・寝ている時間が多くなった
・じゃれてこなくなった
・毛づくろいや爪とぎをしなくなった
・動きが鈍くなった
・高いところに上がらなくなった
・よろけることが増えた
・遊ぶ時間、外出の時間が減った
・ぐるぐると徘徊するようになった
・大きな声で無意味に鳴くようになった
これらは、猫の動作で分かる老化の症状です。
体の機能が低下し、筋肉の衰えが主な原因です。
今まで自由に登っていたところへ登るのを
躊躇し始めたり、失敗してしまうことが増えたりします。
また、遊ぶことすら億劫と感じるようになるため、
飼い主さんが遊ぼうとしても眠ってしまうこともあります。
老猫に合わせた環境を作ってあげましょう。
老化が進むと、家の中をウロウロと、
何をするわけでもなく、徘徊することがあります。
誰も居ない部屋にいってから、鳴き声をあげることもあります。
突然、暴れてしまう老猫もいるようです。
こういった例は、原因があまり分かっていないのですが、
人間でいう、痴呆症の症状だと考えられています。
■老齢猫のトイレの変化
年齢を重ねると、どうしても腎臓の働きが悪くなるため、
水を良く飲み、尿の量・回数が増えます。
また、活発に動かなくなるので、運動不足になり、
腸の働きにも影響が出ます。
全身の筋力が衰えるので、
便を出すのに時間がかかるようになります。
あまりに辛そうにしている場合は、病気の可能性も考えられます。
人間と同じく、思うように自分の体が動かないため、
ギリギリまで尿意や便意を我慢してしまい、
そそうをしてしまうこともあります。
筋肉や骨の関節炎などが原因となっていることもあるため、
老化と決め付けずに、診察して貰うのがよいでしょう。
■脳や神経の老化の症状
年齢を重ねると、嗅覚や聴覚、視覚などの、
感覚が衰えていきます。
動く物を目で追えなくなったり、外部からの刺激が、
分からなくなってしまったりします。
視力や聴力が悪くなってしまうと、
猫自身も、恐怖を感じることがあり、
怯えるような仕草を見せる猫もいます。
老化が進むと、食事をしたのにまた催促する、
トイレの場所と違うところでそそうをする、
家族が分からないような反応を見せる、
名前を呼んでも無反応になる、などの症状を見せます。
これら全てが老化によるボケではない事も多いです。
耳が聞こえなくなっているから、名前を呼んでも気づかなかった、
腎臓の病気にかかっていたから、そそうをしてしまった、など
病気が原因となっていることもあるため、
猫をよく観察し、一度診察を受けることも大切です。
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