
まだまだ現役
猫は年齢を重ねるのに合わせて、
自分の生活スタイルを、変えていきます。
あまり動かなくなったり、遊ばなくなったり、
1日中寝て過ごすようになるのは、老化のサインです。
老化の始まりや、どういったことが老化のサインになるのかを、
ご紹介していきたいと思います。
■毛の老化
パッと見て、老化が始まったかな? と感じるのは、
被毛です。栄養不足やホルモンバランスの崩れ、
新陳代謝が悪くなるのが原因だと言われています。
このことから、抜け毛が増え、ツヤがなくなり、パサつきます。
たまに白髪のような毛が生えてくるのは、
人間と同じ原理です。
こういった毛の老化がみられるのは、
短毛種よりも長毛種が多く、
また、メスよりオスの方が、
目に見えて分かるようです。
老化が進むと、毛づくろいもしなくなるので、
さらに毛の老化に拍車がかかります。
■皮膚の老化
毛の老化と同時に、現れやすいのは皮膚の老化です。
だんだんと皮膚が黒ずみ潤いがなくなるので、
肉球もプニプニとした柔らかい感覚がなくなり、
ガサガサと硬くなってしまいます。
フケが目立つようになることもあるようです。
■目の老化
前足で器用に顔を洗ったりしなくなるため、
老化が進むと目やにが目立つようになります。
気付いたら早めにとってあげないと、
病気になってしまうこともあります。
また、猫によっては、目に膜がかかっているような、
症状が見られることもあります。
角膜が炎症を起こしてしまっている場合や、
加齢が原因となる白内障などの病気が考えられます。
■口・歯の老化
5歳くらいになると、犬歯の先が丸くなってきます。
更に年齢を重ねると、切歯とよばれる、
犬歯の間にある、小さな前歯が抜けてきます。
下顎・上顎・その他の順番で抜けてきてしまいます。
歯が悪くなることや口臭は、
歯周病や口内炎が原因となることが多いため、
歯垢がたまらないように、
若いうちからケアをしてあげることが、
1番の予防法になります。
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タグ:猫 老化 現れ方
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