
ヒマラヤンの青い瞳
C)ペットの専門店コジマ
■ポイントカラーの猫のブルーの瞳
ヒマラヤン(Himalayan)をはじめとする、
シャム猫から作出された、
オリエンタル系のポイントカラーを持った猫は、
美しい澄んだブルーの瞳を持ってうまれてきます。
色素を持っているポイントカラーの猫たちが、
何故、ターキッシュアンゴラのような、
色素を持っていない猫と同じブルーの瞳を持つのでしょうか?
それは、うまれたての赤ちゃんをみると分かります。
お腹の中で温められている胎児の色素が、
38度以上の体温によって壊れてしまうのと同じく、
眼球も頭蓋骨の中で温められているので、色素が壊され、
無色の猫と同じ状況下にあるため、
ポイントカラーの猫も青色の瞳を持つのです。
■ポイントカラー・パターン
全体的なボディーカラーは、
明るく薄いアイボリーが、好まれています。
濃い色のポイントカラーを持った猫は、
お尻のあたりにシェードとよばれる影が、
入りやすくなっています。
理想的なポイントカラーは、明るいボディーの色に、
ポイントカラーが、マスク、耳、四肢、尻尾に、
はっきりと入っていることだといわれています。
ポイントカラーの色によって、
ボディーの色は、多少変わってくるようです。
■シールポイントとは?
この色は、ポイントカラーの中でも、ブラック系列で、
最も濃い色を出します。
ポイントカラーの遺伝子を持った猫は、
ブラックが変化して焦げ茶の色になってしまいますが、
この色のことをシールといいます。
シールは、貼ったりするシールのことではなく、
アザラシの英語名「seal」からきています。
ボディーは、薄いフォーンからクリームまでの暖かい色合いで、
お腹と胸にかけて段々と薄くなっています。
このフォーンは、小鹿の英語名「fawn」に由来しています。
小鹿色ともよばれていますが、
薄い黄色に赤みがかかった色だと表現されています。
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