
ペルシャのタビー部門の猫は、アグーティーの遺伝子によってできた、
ティッキングで縞模様のパターンを作ったものをいいます。
このタビーのパターンには、2種類の形がありますが、
どちらのパターンでも、どの色でも、
毛先から濃淡の段が入ったティッキングになっており、
1本ごとの毛先のティッキングの濃さ・パーセントによって、
パターンができています。
■クラシックタビーパターン(縞模様)
マーキングは濃くはっきりとしていて、幅が広いです。
脚には、均等に横縞が入り、この横縞は、
体のタビーマークに繋がっています。
尻尾は、均等に輪があります。
首と胸の上の方には、ネックレスとよばれる輪が、
いくつか入ります。ショーなどに出す場合は、このネックレスが、
多ければ多いほど、高評価だといわれています。
M字型の複雑なマーキングを持った額、
目尻と頬からは、後ろへ向けて切れ目のないラインが続きます。
M字型のマーキングは、後頭部を超えて肩まで続きます。
肩には、バタフライマークがあります。
バタフライマークとは、その名前の通り、
肩に蝶が止まっているような模様のことをいいます。
上羽が左右の肩甲骨上部あたり、下羽が肩甲骨の下のあたりです。
輪郭線の中には、点々とした模様が入ります。
背中のラインは、バラフライマークから、
尻尾まで、背骨に沿ってまっすぐにラインが走ります。
その両側に平行なラインがあり、このラインのことを、
スパイラルといいます。
スパイラルは、アンダーカラーとのはっきりした、
コントラストで3本のラインに分けられることが、
良いとされています。
両脇腹には、大きな斑点があり、切れ目がない、
均等な斑点が良いとされています。
これは、ターゲットとよばれています。
脇腹のマーキングは、左右対称であるのが望ましいと、
されています。
また、縞模様の色の濃淡が綺麗にはっきりと、
出ているのが理想です。
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