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2011年02月09日

猫の猫汎白血球減少症の症状 原因 治療

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■猫の猫汎白血球減少症の症状

猫汎白血球減少症は、猫伝染性腸炎や、
パルボウィルス感染症ともよばれ、重い伝染病の1つです。

特に、小さな子猫や老猫がかかると、
たちまち、衰弱し、死亡することも少なくない怖い伝染病です。

感染力や病原性も強いため、気をつけなければなりませんが、
近年はワクチン接種が普及してきているため、
以前よりは、感染する猫も減ってきています。

大人の猫がかかった場合や、かかったばかりの時は、
軽度の嘔吐や下痢などが起こります。

しかし、重度になると、嘔吐を頻繁に起こし、
血便や下痢を起こします。また、高熱が出ることもあるようです。

こうなると、当然、水さえも飲むことができないほど、
猫は衰弱してしまいます。

少し飲んだり食べたりすることができていても、
すぐに嘔吐してしまうので、衰弱していきます。
下痢のため、お腹が痛くなります。
腹部を触られるのを嫌がり、
かばうような姿勢を取ることがあるようです。

嘔吐や下痢の状態が続くと、脱水が進み、
体温が次第に下がっていきます。

診察が遅れると、ショック症状を起こし、
そのまま、死亡してしまうケースもあるので、
なるべく早く対処してあげましょう。


■猫の猫汎白血球減少症の原因

猫汎白血球減少症ウィルスに感染することで、
この病気を発病します。
ウィルスの潜伏期間は、長くても1週間と短く、
感染の際は、短期間で発病します。

このウィルスは、この病気に感染している猫の、
便や尿や唾液、嘔吐物などに含まれているため、
複数の猫を飼っている場合は、注意が必要です。

このウィルスは、凄く病原力が高く、
猫の体の外に出ても、数ヶ月以上生き続けることができます。
また、感染力が高いため、注意が必要です。


■猫の猫汎白血球減少症の治療

治療は点滴治療が一般的です。
水分と栄養を補給し、電解質のバランスを保ちます。
また、皮下に輸液を行います。
抗生物質などを投与する、内科療法が行われることもあります。

白血球が減ってしまっている場合は、
輸血という手段もありますが、
猫の輸血用の血液は、
まだまだ入手しにくいため、一般的ではありません。


■猫の猫汎白血球減少症に関連する病気

猫伝染性腸炎、パルボウィルス感染症

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posted by 猫 種類 飼い方 at 14:56 | 猫の病気 感染症