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2011年02月07日

猫の疥癬(ヒゼンダニ症)の症状 原因 治療

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■猫の疥癬(ヒゼンダニ症)の症状

ヒゼンダニとは、体の丸いダニのことです。
ヒゼンダニが猫に寄生すると、
皮膚の表面に小さな穴をあけて、その中に寄生します。

正式名称はネコショウセンコウヒゼンダニといい、
見た目は丸っこく、足が短いダニです。
足の数は大人になると8本になりますが、幼少期は6本です。
短い足を使って、穴をあけているようです。

感染すると、顔や耳のふちあたりの毛が抜けて、
かさぶたになります。
痒みがあるため、
猫はしきりに体を壁などにこすり付けたり、
引っ掻いたりします。

引っ掻き傷ができると、
それだけ皮膚の状態は悪化してしまうので、
なるべく猫がかかないように気をつけなければなりません。


■猫の疥癬の原因

ネコショウセンコウヒゼンダニが、
寄生することで発症する病気です。
日本では、このダニに感染している猫が、
多い地域があり、都市部でも多くみられます。

これまでは、子猫や比較的年齢の若い猫に、
多く見られましたが、
最近では、老猫であっても、
疥癬にかかることがあるようです。

老猫など、大人になってからこの疥癬に感染した場合、
免疫力が下がっているか、他の病気を持っていることも、
考えられるので、注意が必要です。


■猫の疥癬の治療

治療の前に、食事性のアレルギーなのか、
ノミアレルギーなのか疥癬なのかを調べます。
これらの病気の症状は、似ているからです。

確実に診断するには、猫からかさぶたを取り、
薬剤を使ってダニやその卵、フンなどを見つける方法です。

こうして、疥癬と診断された猫には、
ダニ駆除薬を使って治療を行います。
感染から時間が経っていなければ、
治りやすいといわれています。

犬や他の猫を一緒に飼っているご家庭では、
その動物たちからもダニの駆除を行います。
ダニは、宿主を離れると2日くらいで死んでしまいます。


■猫の疥癬に関連する病気

食事性アレルギー、ノミアレルギー

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posted by 猫 種類 飼い方 at 13:38 | 猫の病気 皮膚