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2011年02月01日

猫の口内炎の症状 原因 治療

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猫のお口のケアも大切


■猫の口内炎の症状

口内炎は、ひどくなると、
強い痛みによって猫が食事を摂ることを、
拒むようになってしまいます。

当然、食事をしなければ体が弱ってしまうため、
なるべく、口内炎の症状が出たら、
すぐに治療してあげたいところです。

猫の口内炎は、人間と同様、
歯茎や口腔、舌などが炎症を起こしてしまう病気です。

赤く腫れたり、ただれたりといった症状が、
口の中にあらわれます。
稀に、白っぽいもので、覆われることもあります。
また、炎症を起こした部分から出血することもあります。

人間の口内炎は、栄養や休養をとることで治りますが、
猫の場合、他の病気が原因となって、
口内炎が起こっている場合が多いため、
その病気から、治していくことが必要になってきます。

また、口内炎から細菌が内蔵に運ばれて、
別の病気を引き起こしてしまうことも、あります。


■猫の口内炎の原因

老齢の猫に多い傾向にありますが、
別の病気が原因となっている場合があります。

・病気
猫エイズや猫白血病ウィルス感染症、
ウィルス性鼻気管炎などにかかってしまうと、
猫の免疫力が下がってしまいます。

そのため、細菌に感染しやすくなり、
口内炎の1つの原因になってしまいます。
また、糖尿病や腎臓の病気でも口内炎に、
かかることがあります。

・歯垢や歯石
人間と同じく、歯垢や歯石がたまると、
猫も口内炎になりやすくなってしまいます。

・口内に何か異物がある
口の中に何かが刺さってしまったり、
薬剤や洗剤などが入ってしまうと、口内炎の
原因になります。
外に自由に行き来できる猫は、
外で、何かを口にしてしまうこともあるので、
注意が必要です。

・栄養不足、その他の原因
ビタミンAが不足すると、口の中の粘膜が乾燥し、
口内炎にかかりやすい状態になります。

その他、原因不明の口内炎というのも存在します。
カリシウイルスが関係しているといわれていますが、
詳しい詳細はまだ分かっていません。


■猫の口内炎の治療

口の中の詳しい検査をします。
また、他の病気が引き金となって口内炎を、
起こしている場合も多いため、
血液検査など猫の全身の状態も調べます。

まずは、猫の口の中を綺麗にしてあげます。
歯垢や歯石は、知らず知らずのうちに、
溜まってしまうものなので、綺麗に取り除きます。

その後、抗生物質・抗炎症薬を使い、
口内炎の治療をします。

潰瘍ができてしまっている場合や、
炎症がひどい場合は、手術によって、その部分を、
除去することもあります。


■猫の口内炎に関連する病気

糖尿病、腎臓病、猫エイズ、
猫白血病ウィルス感染症など

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posted by 猫 種類 飼い方 at 12:17 | 猫の病気 歯・口腔