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2011年01月30日

猫の急性腎不全(腎臓病)の症状 原因 治療

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■猫の急性腎不全(腎臓病)の症状

急性腎不全とは、その名前のとおり、
急に腎臓の機能が働きにくくなることをいいます。

急性腎不全がまだ軽いうちは、
食欲がなくなり、元気がなくなります。

この段階で治療を行えば、すぐに猫は回復します。
症状が進行してしまうと、血液中に有毒な、
窒素化合物が増えて、高窒素血症になってしまいます。

こうなると、尿毒症の症状が現れ、
食事を取らないだけではなく、脱水症状を、
引き起こすことがあります。
また、なんども嘔吐するのも、尿毒症の症状です。

治療が遅れてしまうと、口の中から出血があったり、
口の中からアンモニア臭がすることもあります。
さらにひどくなると、けいれんを引き起こすこともあるため、
なるべく早く気付いてあげたいものです。


■猫の急性腎不全(腎臓病)の原因

急性腎不全の原因は、大きく分けて2通りあります。
腎臓そのものに異常がある場合と、
心臓病や尿道結石など、別の病気が原因となっている場合です。

腎臓そのものに異常がある場合は、
「腎性腎不全」とよばれ、伝染性腹膜炎や中毒を
患ってしまったときに、起こります。

また、別の病気が原因の場合、
腎臓内の血液の量が減り、腎臓自体は、
健康であっても、腎臓が血液を充分にろ過することが、
できなくなり、腎不全になります。
この例のような、腎臓が血液をろ過する前に、
原因がある場合、「腎前性腎不全」とよびます。

心筋症によって血管の中に血栓が出来てしまった時、
尿道がつまって尿が排泄できなくなってしまった時など、
さまざまな病気が関連してくることがあります。


■猫の急性腎不全(腎臓病)の治療

血液検査・尿検査などを行って、
まずは急性腎不全になってしまった原因を見つけます。
他の病気が原因の場合は、その病気の治療を行います。

また、尿毒症になってしまっている場合は、
尿毒症の治療も併せて行います。


■猫の急性腎不全(腎臓病)に関連する病気
腎性腎不全、腎前性腎不全、腎後性腎不全、
下部尿路症候群、心筋症、伝染性腹膜炎、中毒など

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posted by 猫 種類 飼い方 at 16:11 | 猫の病気 腎臓