
人間と同様、猫にも喘息が存在します。
とくに他の症状も見られず、
咳をするとき以外は、
元気に飛び跳ねて遊んでいたり、
食事や便なども問題がないとなると、
喘息の可能性が高まります。
■猫が咳をする原因
事故や怪我によって引き起こされる咳、
病気によって引き起こされる咳の2種類があります。
前者の場合、胸部を骨折してしまったり、
内臓破裂を起こしてしまっていると、
呼吸がしにくく、肺に酸素を上手く取り込むことが、
できなくなってしまいます。
呼吸困難の場合は、お腹を膨らませて呼吸をします。
通常の呼吸の場合は、お腹と胸を使って、
呼吸をするので、見た目でも違和感があると思います。
病気の場合も、喘息と、その他の病気では、
原因、対処が全然違います。
■猫が咳をする対処
・喘息の場合
ほとんどの原因がアレルギーにありますが、
どのアレルギーに反応しているかという、
アレルゲンを特定するのは、かなり難しいです。
また、アレルギー検査は100項目近くもあり、
値段も3万程度とかかってしまいます。
食べ物が問題であれば、その食べ物を
取り除くことで解決しますが、
花粉やホコリなどが、原因になれば、
薬を投与するほかありません。
猫の喘息の場合は、吐き気を伴うこともあります。
吐いてしまうとスッキリしたように、
なんともなくなってしまうようです。
原因を全て排除することはできませんが、
こまめの掃除などで、環境を整えましょう。
・その他の病気の場合
呼吸困難に陥ってないかをまず調べましょう。
呼吸の際に胸とお腹が同じくらい、膨らんでいるか
お腹だけで呼吸をしていないかで確認ができます。
重い病気から、事故や怪我まで、
さまざまな原因が考えられますので、
獣医師さんにすぐに診てもらいましょう。
■猫が咳をすることに関連する病気
喘息、食道拡張症、リンパ腫、
トキソプラズマ症、猫風邪、回虫症、
先天性心疾患、気管支炎、フィラリア症、
心筋症、膿胸、肺炎などの病気の可能性があります。
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