
猫は体の柔らかい動物です。
高いところから変な落ち方をしてしまっても、
途中で体勢をうまく立て直し、
全くの無傷で済むことも多々あります。
しかし、猫の骨自体は非常に細く、
簡単に骨折してしまうこともあるので、
注意しましょう。
■猫の骨折の原因
・交通事故、転落などによる骨折
・猫同士の喧嘩による骨折
屋内だけではなく、屋外に散歩に出かける猫は、
注意が必要です。
交通事故にあってしまったり、
思いがけないほどの高い場所から落ちてしまったり、
猫同士の喧嘩によって骨折することもあります。
・ドアなどの隙間に挟まり骨折
猫は体勢を整えることで、
高いところから、ジャンプしても骨折しにくいですが、
決して骨が丈夫なわけではありません。
ドアや塀などの隙間に挟まってしまい、
骨折してしまうこともあります。
・子猫である
・老猫である
・栄養が不足している
こういったことも、骨折の1つの原因となります。
小さな子猫は、まだ骨が完全に発達しておらず、
軟骨と骨の接合部分などがゆるくなっています。
そのため、割と小さな衝撃でも、
骨折してしまうことがあります。
老猫の場合、人間と同じく、
年とともに骨がもろくなってきてしまいます。
また、栄養が不足すると骨は当然もろくなってしまい、
簡単に骨折してしまうこともあります。
■猫の骨折の対処と応急手当
骨折にはさまざまな症状がありますが、
人間と同じく、猫も激痛が襲います。
患部が腫れ上がり、痛みがあるため、
猫は患部に触られないようにと動きます。
交通事故の場合は、内蔵破裂など、
骨折の痛みだけではない、その他の症状がないか、
チェックすることも大切です。
通常、獣医師さんに診てもらったら、
ギプスや包帯などで固定されます。
猫はそれを外してしまうことができますので、
診察後もきちんとケアをしてあげなくては、なりません。
事故や怪我などは、100%予防することはできませんが、
屋外に行けないようにする、これだけでも、
骨折の可能性は格段に減ります。
とくに、高いマンションなどで猫を飼っている方や、
周りに野良猫の多い住宅地などで飼っている場合は、
屋外に行けないようにすることも1つの予防法となるでしょう。
■猫の骨折に関連する病気
栄養性の病気によって、骨がもろくなることがあります。
肥満、黄色脂肪症(イエローファット)
ビタミンB欠乏症、ビタミンA欠乏症、
ビタミンA過剰症、上皮小体の異常、クル病など

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タグ:猫 骨折 対処 応急手当
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