
ターキッシュアンゴラの愛らしい表情

ターキッシュアンゴラのみごとな毛皮、絹のような手触り
C)wikipedia
・猫名 ターキッシュアンゴラTurkish Angora
・原産国 トルコ
・毛の長さ 長毛種
・毛の色 ほぼすべての色
・目の色 被毛の色により違う
■ターキッシュアンゴラの歴史
誕生したのはトルコのアンカラで、古くからトルコの宝として、
大切にされていた猫種です。
1960年代に入って、この国の宝であるターキッシュアンゴラを、
動物園で計画的に繁殖するようになりました。
1973年にCFAに公認され、現在は最も古い歴史を持つ、
長毛種の猫だとも言われています。
■ターキッシュアンゴラの特徴
体はフォーリンタイプです。
繁殖中のターキッシュアンゴラの一部は、
アメリカやイギリスのブリーダーの手に渡り交配されましたが、
なかなかうまくいかず、ペルシャ猫のような、
ぽっちゃりとした体型になってしまいました。
新たにシャムと交配することで、
引き締まった現在のスリムなボディーを取り戻しました。
前の肢よりも後ろの肢が長く、ポーの間には
タフトと呼ばれる長い毛の束があります。
顔は小さめのV字型で、アーモンド型の瞳です。
また、シルクのようなシングルコートの毛を持っており、
驚くほど、さわり心地の良い猫です。
夏になると、毛が抜け落ちてしまい、
心配する飼い主さんも多いですが、季節的な換毛です。
■ターキッシュアンゴラの性格
やさしく、大人しい猫で飼い主のいうことを理解します。
賢くしつけのしやすい猫なので、ペットには最適です。
反面、ストレスに弱く自分の思い通りにいかないと、
怒ることもあるようです。
自由が好きな猫なので、活発に動き回ることもあれば、
ひなたぼっこをずっとしていることもあり、
見ていて飽きない猫です。
■ターキッシュアンゴラの選び方
まだまだ、日本では少ない猫種ですが、
キャットショーなどではよく見かける猫種になりました。
なかなか見つからない場合は、
キャットショーなどを、見学すると良いかも知れません。
主催の方や、ブリーダーさん、ペットショップの方などから、
思わぬ情報を得ることが、できるのも魅力の1つです。
スポンサードリンク