
・猫名 ロシアンブルーRussian Blue
・原産国 ロシア
・毛の長さ ショ−ト
・毛の色 ブルーと呼ばれる(日本の灰色に近い)1色。
オーストラリア、ニュージーランドなどではではブルー、白、黒。
・目の色 エメラルドグリーン
■ロシアンブルーの歴史
ロシアンブルーは、自然発生した猫で、
起源はロシアのArkhangelsk(アルハンゲリスク)にあり、
ロシア帝国の貴族が愛育していたと伝えられています。
1860年にイギリスの船員により,
Archangel(アーチエンジェル)からイギリスに輸入され初期には,
アーチエンジェルキャット、アーチエンジェルブルーなどとよばれていました。
その後、イギリスとスカンジナビアで開発され、
第二次大戦後、たいへん減少しましたが、
1944年にブルーポイントのシャムと交配させて、
スリムな体型に変わり、数も増えていきました。
1970年代にオーストラリアのブリーダーが、
白いロシアンブルーと(ロシアンホワイト)黒
いロシアンブルー(ロシアンブラック)を生みだし、
オーストラリアでは公認されています。
しかし、アメリカで公認されているのは、
ブルー(灰色)だけです。
ロシアンブルーという名はイギリスでつけられました。
■ロシアンブルーの特徴
ロシアンブルーの長い胴体は骨格が細く、
脚は長くて華奢に見えますが、実は丈夫です。
全体的にしなやかで優美にみえます。
端正な顔つきで、鼻すじが高く口元には、
「ロシアンスマイル」と呼ばれる独特のまるみがあります。
まん丸に近い楕円の目は、美しいエメラルドグリーンです。
淡いブルー(青灰色)の毛色は、
毛質は細く密生したダブルコート(二重毛)で、
高級なビロードのような手触りがします。
アメリカでの毛色はブルー(青灰色)だけで、
毛先が銀色に美しく輝きます。
ボイスレスキャットと呼ばれるほど、鳴かない猫です。
■ロシアンブルーの性格
飼い主を、信頼してくれる猫です。
優しくて、内気で、好奇心は強いですが、
他人には警戒心が強くおとなしいです。
■ロシアンブルーの選び方のポイント
とても飼いやすい猫ですが、
できれば母猫の性格も見て、決めると良いでしょう。

ロシアン・ブルー カレンダー 2014年
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