
・猫名 オシキャットOcicat
・原産国 アメリカ
・毛の長さ ショート
・毛の色 シルバー系、ブラウン系などの斑点
・目の色 ブルー以外の全色
■オシキャットの歴史
1966年、ミシガン州のバージニア・ダリー女史は、アビシニアンとシャム猫を交配させて、この美しいスポットのあるオシキャットを生み出しました。
オシキャットのスポットが山猫のようだったので、山猫のオセロットから“オシ”の名をとりました。
そして登録の間違いでアメリカンショートヘアーの血が交えられ、それが幸いして、オシキャットの体は大きくがっしりとなり、シルバーの毛色も加えられました。
オシキャットは、1978年、CFAにより公認され、現在では、この猫種の改良のためにアビシニアンとの交配は認められていますが、シャム猫とアメリカンショートヘアーは認められません。
■オシキャットの特徴
オシキャットは、野生猫の美しさ、アメリカライオン(クーガー)の顔、大きな体はとても均整がとれており、骨格・筋肉ともにバランスが良いです。
体は大きく、雌猫で5kg、雄猫は、7〜8kgにもなります。
尻尾は細長く、体にくらべて色が濃いのが特徴です。
がっしりした楕円形のポーを持っています。
オシキャットのクラシック模様(雲型)にちりばめられた美しいスポットは、拇印を押したような形、胸前の縞模様は中間で途切れています。
体に張りついた細く柔らかく短い被毛は、サテンのような輝きがあります。
■オシキャットの性格
やさしさにあふれ、人がとても好きです。
警戒心が強く、人見知りもしますが、慣れると穏やかで、飼い主によくなつきます。
■オシキャットの選び方のポイント
オシキャットの熱烈な愛好者も増えて、レベルの高い猫たちが輸入されています。
今後もっと人気が高まる猫種でしょう。
繁殖をめざす場合は、グレードの高い雌猫からスタートしましょう。
ペットの場合は、生後4ヵ月ごろに飼うのが目安で、必ず避妊去勢を行ってください。
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